わたコちょ! バタ足はブレーキに過ぎないのではないか? その2

わたコちょ!

伸び悩むdefD。果たしてもっと泳げるようになるのか?

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バタ足はブレーキに過ぎないのではないか? その2

クロールにおいてバタ足は抵抗にしかならんのでは? と主張した前回の記事ですが、今回は別のモデルを引き合いにして、さらに「バタ足はムダな行為なのである!」という主張を読んでいただこうかと思います。
難しい流体力学の話ではありません。 もっと単純化した例をひねり出したつもりです。
ただし、恐らく私の説明が大変拙いため、これから挙げる例を、クロールにおけるストロークとキックの関係に結び付けられる多少の想像力は必要かと思いますけども。

こんな←公園遊具をご存知だと思います。
これは日都産業株式会社という遊具製作会社さんのサイトの一部への直リンです。
「グローブジャングル」という名称は初耳だったのですが、これはブランコとかシーソーとかと同列な一般的な名称なんでしょうかね?
私がウェトレで通う公園にも、物心ついた頃から現在に至るまでずっと設置してありますが(幾度か代替わりしてると思いますけど)、 「チキューギ」とか「グルグル」とか呼んでおりました。 個人的に大好きな遊具です。

さて、皆さんもこの「グルグルチキューギ」で遊んだ事があると思うのですよ。 その体験がないと、ちょっとイメージするのが大変かも知れません。
今回は一人の人物を、グルグルの球体を構成するフレームの外側の地面にしっかり足を着け、フレームに手が届く位置に正対して立たせて下さい。 これの中には乗りません。 多少、膝を曲げ、腰を落として体重心の安定化を図るとさらにイイでしょう(笑)  イメージの中だけで十分かと思いますが、お近くの公園に実物がある場合は実際にそこまで足を運んで検証してくださってももちろん結構です。

フレームに手を掛け、グルグルを一定方向に存分に回してください。 右利きの人は恐らく、時計回りに回すのが楽だろうと思います。
一度の振りでは恐らく不足です。可能な限り回転速度を加速させる必要があるので、少なくとも数回はなんとか上手にフレームを掴んで、回転を加えます。

今、目の前でかなりのスピードでグルグルがスピンしている事と思います。
もし誰かが中に乗ってたら、その強烈な遠心力に抗えず、フレームの内側にへばりついて身動きひとつ取れないことでしょう。 そればかりか、目が回って気分が悪くなるかもしれませんので、グルグルの内部は無人の状態で回すのをお勧めします。

これで準備が整いました。
今回の例えでのスイマーは、今グルグルを回した人物です。
今回はスイマーの絶対位置は停止状態にあります。 代わりに水の方が流れてます。
流れる水は猛烈回転中のグルグルの、外殻(?)を構成する赤道付近のフレームです。
そのスピンを発生させたのはスイマーのストロークってワケです。
水をキャッチし、最大努力でストロークして、体を推進させてる最中ですよ。
でも、今回は体の位置を固定してるので、代わりに水の方が動いてます。

では、この流水にバタ足キックで発生する推進力を加えてみましょう。
先ほどはストロークする腕の役を担った右手(左手)は、今度はキックする脚の役です。
素足によるキックですから (ストロークによる推進力)>(キックによる推進力)という条件を守らなくてはいけません。
それにはストロークの場面で加えた力より少ない力でグルグルを回そうとしなくてはなりません。 

…って現実的にそれはまず無理でしょう。
回転するフレームには掌側を触れさせる事もできんでしょう。
逆に次のフレームに手の甲を叩かれて痛い思いをするのが落ちです。

ここまでで、実験の第二部終了です。

つまりですよ、キックなんて、ストロークによって生まれた水流に加速側へは何の影響も与えられんのですよ。 ムダ以外の何者でもない。 脚を動かさなくてはならないエネルギーを消費する分が損です。
さらに手の甲を叩かれたら、やはりブレーキになっちまったって事でやんす。


さて、前回の記事で紹介した、米国のカウンシルマン博士というコーチについては、水泳を齧った方なら多くの人がどこかでその名前を耳にした事があると思います。
現代的水泳技術の基礎を科学的に確立した人物と言っても過言ではないでしょう。
今やちょっと古のスキルと言われちゃってますが、あの「S字プル」もカウンシルマン博士の研究成果のはずです。
そのようなとても偉い先生がですね、いくつもの検証を行なった結果、やっぱり「キックは抵抗なんだよ!」とおっしゃっておられるワケですよ。

(いよいよ佳境になってまいりました。 ここから起承転結の「転」でございます。)

ところが! だからと言って、本日をもちまして、私はバタ足から卒業いたします! ってワケにはいかないのです。
それどころか、明日も明後日もドリルのバタ足をやめませんし、クロールする時も2ビートか6ビートか打ちますよ。 (板キックの練習なんかはとっくにやめちゃってますけどね^^)

なぜなら、個人的に大きな「卒業できない」理由があるからです。
根本的な理由と言ってもいいでしょう。

バタ足をしなければ、私の脚は沈んでしまって体が全体的に斜めになり、これまた強烈な前面投影面積を生じてしまうのです。
それこそ腰から下をずるずる引きずりながら泳ぐようなビジュアルです。
伏し浮きができない者の悲劇とでも申しましょうか。

結局は脚を動かすのをやめると、特に私の場合は今以上に進まないクロールになってしまうのです。


それともうひとつ。
キックって、体幹の軸に生じた捻りを打ち消すための作用ですよね。

陸上での歩行、走行に関しても、水泳と主働する部位は違っても、体幹軸に生じる回転を打ち消すべく前後に振られ、タイミングよくカウンターアクションをしてますよ。
その手の動きって、ここまでの私の弁を当てはめると、まったく意味のない、ムダな行為って事になりますが、実はそうではないわけです。
腕を振る動きがないと、歩行、走行ともとてもバランスの悪い動きになってしまう。

おそらくクロール(あるいは背泳ぎ)でも同じ事が言えるんだと。
近頃じゃ、そこそこ水慣れしてるから、そうはなりませんけど、プールへ定期的に通いだした頃のプルブイを脚に挟んでのドリルは忘れませんよ。
脚を固定した事が原因で、ストロークをし始めた途端にくるりとひっくり返って仰向けになり、マジで赤面しましたからね。

近頃同じ事をしてもひっくり返らないのは、色々と理由があるでしょうけど、もし脚を縛られてたら、やはりMAXな掻きはできないと思います。 
脚を使えない分、どこかでひっくり返らないように調整するはずですから。

ですからさ、トータルとしては、やっぱキックって必要な「動き」と言えそうです。
完全な伏し浮きができる人であっても、おそらく。


さて、そうは言いましてもね、やっぱりキックって行為自体はブレーキになるという主張を変える気はないんですよ? どんなレベルのスイマーであっても、クロールと言う一連の動きの中では、キックそのものは推進力にはなり得ない。
だけど、残念ながら私としては打たざるを得ない。

これから考えねばならないテーマがちょっと見えてきました。
極力抵抗にならないキックを打つ…… 

まだ具体的な方策はまるで見当つきませんけども^^

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COMMENT
ちょっと難しくってよくわかりませんが 一緒に泳いでるメンバーの1人が(クロールが得意) 昨年よりかなり速くなったので皆で不思議に思って聞きました。
その方は 「キックを打たなくして 手の掻きで進むようにした」と言ってました。 打っているキックは打つ意識をせず 自然に動いているだけらしいです。
そのことから キックって無駄なエネルギーを使っているだけなのかな・・・と思ったりします。
でも ダッシュの時はやっぱり手足バタバタしてしまうしなあー・・・
続きをまた拝見させていただきます。

早速のご意見、ありがとうございます。

でも、このテーマは一応これで完結なんですよ。
ネタは広げていきますけど。
パラリンピックの水泳選手の練習をTVで見ました。手が無い人、足が無い人、様々な障害を持った方々が泳いでいました。メンタル面でも、技術面でも、かなりの衝撃と感銘を受けました。参考になります。それと、フィンスイミングの映像も見ました。イルカのような、どでかい、フィンをつけて、200m、400mなど、泳ぐのですが、それも、面白いです。
機会があれば、そのパラリンピックの映像をみたいもんです。

フィンスイミング見ましたか。
オイラの素潜り用のフィンは、以前アレの日本選手権で3連覇を成し遂げた事のある人物の手による一品モノなんだよ。
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