わたコちょ! 素潜りSunday 0610

わたコちょ!

伸び悩むdefD。果たしてもっと泳げるようになるのか?

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素潜りSunday 0610

金曜の天気予報では「終日晴れ」、土曜の天気予報では「朝の内曇り、のち晴れ」だったのですが、当日の午前はずっと曇りで、11:30ごろに現地に着いたらどばーっと降り出したりしちゃって。

私、晴れてないと近頃はモチベが上がんない。
ましてや雨の中でなんて、スーツに着替えようって気にもならないっす。

でも、ケニーさんやヨコヤマくんたちは嬉々としてるし、また二人新人さんを連れてきたんですが、その彼らも張り切っちゃってるし…

気を取り直して着替え始めましたけど、最中に蚊に刺されたらしく、肩甲骨の下あたりが痒いし…なんだかなあ…なんてぼやきつつ…


ごろた石の波打ち際に座ってフィンを履いてる時の感触では、前回よりまた2℃くらい水温が上がった感じだったんですが、私のダイブコンピュータの水温計は同じ値を示してました。19℃。

そして例年ならもう消える頃なんだけど、未だエントリポイント近くにはホンダワラの森が茂ってまして。
水面を泳ぎながら上から覗くと、その森のそこかしこに幼い魚くんたちの群れが。ひとつひとつのグループはやっぱみんな兄弟姉妹なのかな?
海の四季は順調に廻っているようですよ。

新人さんがいたので、水深10mの場所でウォーミングアップを兼ねた彼らのスキルチェックを。
男性と女性でしたが、男性の方はそこそこ潜り慣れてるようでしたけど、女性の方はまだ耳抜きもままならぬようで…って感じでした。

エントリしたての頃は結構透明度が高かったんです。15m近くは抜けてたかと思います。
-20mポイントへ移動中、-15mポイントのボトムの砂地がうっすらと分かりましたから。
天候も急に回復してきて、一気に夏空が入り江を覆い、私のモチベーションもガン!と急上昇 かと思いきや、今度は妙に濁った潮が入ってきましてね。
透明度ガク落ち…
風向きも少々北よりに変わり、うねりが入り江に入ってきちゃいました。
あれくらい体が上下すると、波酔いしやすい人は一発ですね。

女性の新人さんもしばらく-20mポイントで遊んでましたけど、どうやらやられちゃったようで、ケニーさんが連れ添って岸へ帰って行きました。


私ね、ちょっと調子が良かったんですよ。
この1ヵ月間くらいの内に三度目の海ですからさ、少しずつはブレスホールドできる時間も長くなってきてました。
前回なんて、「潜り始め~ボトムタッチ~浮上」というサイクルが1分保たなかったんですけど、今回はいきなり1分20秒やって、しかもまだ余裕を感じてたんですよ。
「あ、こりゃ、あと10秒ボトムでステイできるなあ」
って考えまして、それでも無理しないようにと思い、ヨコヤマくんにはサポートを
「ダイブタイム1分20秒のつもりだからヨロシク」
と伝えて潜りました。

うん、その一本も調子は良かったですよ。
潜る前に久しぶりに4発パッキングしましたが、これが+10秒分です。
私は水深が10mを過ぎる頃に肺やスーツの浮力が喪失するようにウエイト量を調整してます。
それまではフィンキックで潜るわけですが、そのポイントを過ぎたらあとは勝手に海底まで落ちていきます。
元々ゆるゆるなストリームラインですけど、顔をボトム方向へ向けると、あと2mくらいで海底でした。
耳抜きとマスクブロウを繰り返しつつ、ボトムに手が届く前にクルリと前転して背中から着底。実にゆったりと穏やかな感じで、自分でも満足のいく往路でした。

その頃もう雲はほとんどなかったので、少し濁りが入っていたとは言え、真上に輝く太陽の光がきちんと分かりました。
そのまま寝そべって目をつぶってみると、海の中の色々な音が聞こえます。
これは潜った事のある人にしかなかなか伝わらないかもしれませんね。
舟のモーター音などの現実的な音もあれば、プチプチ! ピチピチ! などという泡が弾けるような不思議な音もあったりします。

息もまだ大丈夫でしたが、D3(というのは私のダイブコンピュータの名前)を確認すると、潜り始めから既に1分10秒が経過してました。
ヨコヤマくんに1分20秒で戻ると言ったので、それくらいで戻らないと心配しますから、体を起こしてボトムからジャンプして水面を目指しました。
その頃でも息苦しさは大丈夫で、ちょっとだけ体内のCO2が増えてきたって感じが分かる程度。
ヨコヤマくんが-10mまで迎えに来てくれていて、一度目のOKサインをだしたんですけど、なぜかそこで彼がぐんと私に近寄り、顔を覗き込もうとするんですよ。
「あれ? 俺ヤバイ表情してるのかな?」
って思ったんですけど、セルフチェックしてみても特におかしいと感じる事もなく。
それでも私の目を覗く表情が妙に厳しいんで、水面まであと2mくらいのところでもOKだからって伝えたんです。
そして、水圧が抜けて肺がまたかなり膨らんできてるので、水面を割る直前に息を吐き出しました。
まったく問題のない、私自身ではかなり満足度の高いダイブでした。

そこまでは。

1分37秒ぶりの息を吸い込んだ瞬間でしたよ。
1秒か2秒程度のごく短時間でしたけど、私、確実に失神しました。
いわゆるサンバってやつです。
後ろにバシャン!って倒れ、顔に海水が触った時に気がつきました。

「…やあ…サンバしちゃった!」
「サンバでしたねえ」
「サンバだったよ」
「ハイ、サンバでした」

そういう意味のない会話をさらに何度か繰り返したあと、妙にこみ上げる笑いを噛み殺しつつヨコヤマくんに聞いてみました。
「オレ、なんか様子がおかしかった? 顔をしっかり覗きに来てくれたけど」って。
そしたら
「いいえ、特にそんな感じではなかったんですけども、なんとなく覗いてみました。実際、浮上するまで正常でしたもんね」
「うん、自分でも完全に正常なつもりだったんだけどさ」

「なんとなく」ってヤツを感じ取ってくれたんですねえ。
不思議なもんですね。
まあ、どこか不自然だったのかもしれませんね。
彼にはびっくりさせちゃったなあ。申し訳ないっす。
あらためて分かりますよね、サポートダイバーの大事さ。


他人にサンバしたのを悟られたのはこれが初めてかと思います。
気恥ずかしいもんですね。

そんな事より、気をつけよっと。こわこわっ。
あの世への扉をまたちょっと開けちゃった。すぐに閉じてくれて助かりました。
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COMMENT
海底の世界って別世界なんですね。
全くの想像ですが、すごく神秘的に思えました。

でも危険と隣りあわせなんですね。
水面上の世界に戻ってくるまで心配ですね。
相棒の方との信頼関係も感動しました。
サポートする方も責任重大なんですね。

よく聞くコトバで「耳抜き」・・・
痛いって本当ですか?
素人質問ですみません。



やっちゃったね~。
まぁ大事に至らず良かったよ。
調子良い時こそ危ないってのはどんなスポーツも同じかねぇ。

かんこ様
耳抜きは「間に合わないと痛い」です。
水圧で鼓膜が強烈に押されますので。
またタイミングが遅れると、一生懸命やってもなかなか抜けません。
高い山に車で登ったり、飛行機で高度が上がると鼓膜が痛くなりますよね。
あれは気圧が下がって鼓膜が外に引っ張られているのですが、それと逆の事が起こります。
以下ご参考まで
http://www.izu.co.jp/~pro-tecs/miminuki-1.htm
http://www.starstar.co.jp/dol/tec/mimi1.htm
ちなみに私は苦手です(笑
今回のポイントは息苦しさについてはまだまだ余裕があったというトコですね。
素潜りする時に、あまり推奨されない技術のひとつとして「ハイパーベンチレーション」ってのがあります。
一般にこれをやると息苦しさをさほど感じていない状態でもBO、サンバに陥る確率が上がると言われます。
ものすごく端折って簡単に解説すると、体内の残酸素濃度はぎりぎりまで低下しちゃってるのに、息苦しさはあまり感じないようにするってスキルで、人間の息苦しさを感じるセンサーを鈍らせる事をするんです。だからアブナイ。

でも、今回はそれをやったわけじゃないんです。
パッキングって技術はちょっとだけしましたけど、理屈ではそれがハイパーベンチと同じ効果を招くとも考えにくいんですね。

だからこれが直接の原因ではないと思うんですけど、あざらしくんが書いてくれた通り、やはり「好事魔多し」って事であるともう一度肝に銘じたほうがよさそうですね。



>かんこさん

耳抜きに関してはあざらしくんが書いてくれた通りです。
耳抜きって言う技術はできないと「痛い」とかってレベルのハナシじゃないです。-3mで鼓膜が破れる可能性が十分にあります。

私は水深2mのプールでも耳抜きを一切せずに底の方を泳いでるともう痛いです。
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