わたコちょ! いまさら ダ・ヴィンチ・コード 2

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伸び悩むdefD。果たしてもっと泳げるようになるのか?

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いまさら ダ・ヴィンチ・コード 2

昨夜ようやく下巻まで読了しました。
下巻は物語の佳境に入り動的要素が多く、また上巻で蓄積できた知識もあるので、それまでのような一行ごとに出てくる未知なるワードをいちいち検索する必要が劇的に減ったため、上巻に較べればとてもさくさく読み進められます。
正確には数多散りばめられている薀蓄を全て理解はしてないんですけど、かなりの部分で想像力が働き、検索した先でさらに検索を繰り返さなくてはならないような煩雑な作業が1/10くらいになってくれたのは助かりました。

以下、多少なりともネタばれを含むので、ネタばれ大嫌いって方は読まない方がいいかも知れません。

実に満足できるエンターテインメントでしたよ。
派手な銃撃戦やらセクシーな場面は少ない(ほぼ皆無だ)ですが、主人公は別に「殺しのライセンス」を持っているわけでもなく、プレイボーイなキャラでもないので、その妥当な活躍ぶりに反対に強い説得力を感じます。

まあ、正直言って「007シリーズ」(イアン・フレミング作の“古典”に限る)の大ファンでもある私としては、主人公の敵にはもう少しはっきりした「悪の組織」を設定してもらいたかったという気持ちもあるのですが、そういうのは件のシリーズでも飽きるほど読んでるわけで、主人公がフィジカル的なスーパーマンではない事を考えると、バランスは取れているのかとも。


とは言え、内容をご存知の方には共感してもらえる部分もあると思いますが、やはりイエスを信奉しているわけではない私としては、やはりもうひとつピンと来ないトコもあります。
2000年間に亘って封じられてきたキリスト教の本質を覆してしまうような重大な秘密を暴く…と喧伝されましても、そのシチュエーションには心躍りましたが、クライマックスに差し掛かっても
「ふーん、まあそういう事もあるだろうよ」と言った感想を持ってしまった無信仰な私がいたりもしました。

でもその部分がキリスト教社会に及ぼしたインパクトは相当なもんだったようですね。想像を遥かに超えた賛否の嵐が欧米に吹き荒れたらしいです。
このオハナシを欧米人が書いたってのが一層それに輪をかけたんだろうと推察します。
まったく同じオハナシであっても、キリスト教社会に身を置いてない人が著したのなら、たぶん総バッシングを食らったか…いや、その前に話題にすらならなかったかも知れません。 映画化もなかったと思います。

ある意味言い換えですけど、この作品をより楽しもうと思ったら、まずは新旧の各聖書をきちんと読み、その世界にまず浸って、キリスト教の中でも特にカトリックの信者の心持ちに自分をオーバーラップさせてから読むといいでしょう^^
単なるエンターテインメントして「ああ、おもしろかった」という感想では終わらないと思います。

ちなみに、本作を読み終えたと同時に、これまたたくさん刊行されている解説本の中の1冊も読みました。
作者の解釈に強烈に引っ張られて偏りすぎてしまった私の脳みそをニュートラルに戻す必要があったためです。
お陰でダン・ブラウンの主観の中に閉じ込められてしまう事もなかったのですが、余韻を長く味わいたい向きにはそれは余計な行動と言えるでしょう。

そうは言っても、もうしばらくはダ・ヴィンチ・コードという作品のバックボーンとも言える書籍を読み漁りたいと考えてますけど。

もうひとつちなみに、本作を読み終えたら、カドカワのウェブページにも目を通されるといいでしょう。
オハナシの中に登場する場所、建物、絵画、グッズの画像を楽しむ事が出来ます。  って巻末の解説にも書いてあるんですけどね^^
パリ、ロンドン…訪れてみたい衝動がもっと強くなりました。

映画も早く観てみたい。もうDVDはレンタルになってるのかな?
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