わたコちょ! ハイエルボ

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伸び悩むdefD。果たしてもっと泳げるようになるのか?

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ハイエルボ

最近書いてるテーマをもうちょっと考えてみます。
まったくもって基本以前な事柄ですけど、自分で納得するためですのでゴメンナサイ。

四泳法のどれを取っても、体幹、またはその延長線上から掌が遠く離れるストロークってのはありません。
その辺の事を。

考えてみれば、週に2度~3度行なうチンニングでも同じ事が言え、体は常にバーのすぐ近くを上下します。
肘を曲げ伸ばしせずに肩の力だけで体を持ち上げようなんて思っても、私なんて1回もできませんし、生涯無理です。多分、世界レベルの体操選手でさえ体を持ち上げるのは至難の業でしょう。(ってか物理的に無理じゃないかな?)

20060629130752.jpg

この絵の場合、①から②へ移行するには途中まで懸垂運動を経て、胸の位置をバーまで引き上げた後、手首を返して腕立て動作をしなければなりません。
体を持ち上げるほどの大きな力を発揮し続けるためにはこうでないと…って事ですよね。

それって大まかに言えば、スイムにおけるストロークの動きにかなり近いと考えてもいいと思います。


一方…これもネタが被りますが、野球のピッチング動作について少し考えてみましょう。
オーバーハンド、サイド、アンダーとフォームもいくつかありますが、いずれもボールをリリースする瞬間は、体幹から最も遠くに手が位置しています。
持てる筋力を最大限に発揮して、速度の速いボールを放ろうとするには当然の体の使い方です。

いきなり余談ですが、
先日、比較的近所にある発電用の風車(ブレード長24.2m)がどれくらいの時間で1周するのかを計ってみました。
10回計測して、分布が±4/100秒以内に収まりましたので、かなり正確なはずですが、その平均値は2.84秒でした。(ちなみに地上の風速は8.8m/sと少し強め)
ローターの中心からブレード先端までが24.2mですから、ブレード先端は直径48.4mの円軌道を描く事になります。
つまり、ブレード先端は、2πr≒152mの距離をわずか2.84秒で移動するわけですよ。時速に換算すると実に192km/hを超えるわけです。

「おお、こりゃ、直径が300mになると先端の速度は音速に迫るな」などと…
「すると今日よりちょっと風が強い日には、周辺住民は衝撃波で甚大な被害を受けるな」
…いや、そんな事は有り得ないから安心してくれ >俺   ってなもんで^^

妄想はさておいて、192km/hは事実なわけですが、なかなか200km/h近い速度で移動する物体を間近で見る機会なんてありませんからさ、しばし呆けて見惚れておりました。

しかし、横浜のクルーン投手なんて、その83%くらいの速球を放るわけでしょ? 人間、鍛えると(持って生まれたファクターも大事ですが)かなりすごいっすよね。
アレの8割強とは言え、そんなスピードで自分に向かってボールが飛んできたら逃げますぜ。や、逃げられるかどうか怪しいけど。
ま、それも肘をたたんだフォームで球を放っても、そんな速度には絶対に達さないわけですよ。
先日図示した②のテコの原理通りで、つまり「女の子投げ」じゃダメなわけですね。
パワーは要るけど、少ない動きの入力で先端(作用点)は大きく、結果的に速い動きをする。

でもそれは秒単位に1回の頻度じゃ投げ続けられませんからさ。
投球と投球のインターバルって20秒くらいはあるもんね。
野球というゲームのシステム上、どうしてもそれくらいは間が空くんですが、ルールとして5秒に1回は投げなきゃならん、って事になったら、「完投」なんて言葉はこの世から消え去ると思いますよ。

バレーでも際どいラリーが続いてコンビ攻撃が使えないような時に、連続でレフトアタッカーにトスが上がるってケースがありますが、全力で打てるのは3本か4本が関の山ですからね。
もし5本目が上がったら軟攻に逃げがちです。5~10秒に1発くらいの割合になるかな。
既に息が上がってますもん。
まあ、バレーの場合は助走~ジャンプって動作もありますけどね。

でも水泳、しかも競技となると、すごいテンポですよ。例えばアテネでのソープの400mfrなんかを見ますと、50mを21~22秒で31~32掻きですから、大体1秒に1.5回弱くらい掻いてます。
肘を伸ばしてたらあっという間に肩周りの筋や腱が疲労しそうです。
どれくらいでエネルギーが枯渇してレースレベルの動きができなくなるかは分かりませんけど、

とにかく、現在推奨されているようなフォームと同じテンポを保てるのならば、肘を伸ばして掻いた方が、明らかに掌の移動速度が速いのは風車と同じで明白です。
もちろん、いつかの記事のコメントでCoach Romi-kun 様に示唆していただいた通り、『「水の塊を壊さない」ように掻くという概念』も重要なので、掌が速く動きゃいいってもんでもないんでしょうけども。
その辺りのバランスを考慮するとよく言われるように「肘の角度を90度くらい」にって事になるんでしょうか。

でもやっぱ…そもそもって思うんですが、筋と骨との関係を見ると、肘を伸ばしたままだといつまでも十分な速度で掻き続けられる感じはしないですよね。


つまんねえ話でした。
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COMMENT
たぶん肘を曲げるのはローリング動作を行ったときの水中ストローク動作の軌跡を長くするという意味もあると思いますよ。

推進力となるストロークスピードが要求されるのは、抵抗と推進力のかねあいから見てもストローク中盤から後半にかけてですからね。水中動作の場合は単純に身体から最も遠い点で最高速に達しても速度の2乗に比例する推進抵抗と相殺されてしまうのではないかと。

ドク・カンシルマンの“The New Science of Swimming"あたりにそういう記述があったかと。だいぶ前に読んだので、これだったか詳しくは覚えてませんが。
他にも例えば
腕もパドルの一部と看做せるわけですが、
回転運動を模すと純粋に後方へ水を掻く動作となるのは最下点のみになってしまうとも言えますね。
手首は角度をコントロールできますけど。

その点肘を適度に曲げると前腕をずっと長くパドルとして使えますね。
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時速について
時速速度の表現のひとつ。1時間 (単位)|時間あたりに進む距離は、~部分に単位つきの数字を置いて、「時速~(じそく)」と表現される。:例)時速40キロメートル|kmこれはどちらかというと日常的な表現であり、対して工学などでは40km毎時と表現されるのが普通である(正確
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