わたコちょ! 2012年04月20日
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わたコちょ!

伸び悩むdefD。果たしてもっと泳げるようになるのか?

  

新 On Thur. Swimmin' 120420

水泳好きな皆様におかれましては、泳ぎの姿勢に関する「グライダー理論」というのを耳にされた事もおありかと思います。 水中における肺の浮力と重力の関係を思えば、グライダーなどと名称が付くとかえって混乱を招くのではないかとつい心配してしまいますが、簡単には、要は足より頭の方を沈めた、ちょっと前のめりな姿勢で泳ごうよ、って事のようです。 どなたの仰った理論かは知りませんけども、それが滑空するグライダーのようなイメージなのでそういう名称にしたのでしょうか? 個人的には違和感ありまくりです。 
泳いでいてフラットな姿勢というのが前面からの水の抵抗が低い形状なワケですけど、実際の所はフラットを意識してみてもそれは客観的に観れば、足方向が少し下がっている人が大半なようでして、であるなら、「遅刻しないように時計の針を少し進めておこう!」的な発想に近い気もします。 まあそれはそれでいいのではないかとも思ってみたり。

で、この姿勢を具現化しようと思うとどうすればよろしいのか?
クロールのカキによって、薄い角度で斜め下方向へ潜って行くようなイメージを持ち、実際にそのつもりで泳ぐ。
先週からF木コーチに指示されました。

具体的な動作としましては、グライドで伸ばす腕を潜りたい方向へ向けます。概ね水面から25㎝くらいでしょうか。もう少し深いかも知れません。するとキャッチ動作開始のポイントも下がり、客観的にもこれまでより深い位置でストロークが行なわれるだろうと思います。
試みると、ワタシが水泳を始めて以来ずっと思い悩んできた 「前へ重心を掛けるってどういう事??」 という(ワタシにとっての)大問題の解答になりそうに感じました。 
ワタシはこの意味が分からなくて、結局棚上げして放っておいたのです。

人間の重心というものは気をつけの姿勢では臍下丹田辺りにあると言われます。浮心はミゾオチ辺りなので、泳ぎにおいて浮きのポイントが重心より頭側にある以上、それを越えて進行方向に重心を乗せるとか、そういう類の表現が理解不能だったんですよね。

素潜りの技術にジャックナイフというのがあって、これは浮力の強い水面から-3m、-5mへ一気に潜る動作です。 素早く頭を下にして脚を水面から出しつつ体を鉛直にし、脚の重量を平面的位置を一致させた浮心と重心に乗せて肺とウェットスーツの強力な浮力を相殺します。
これであれば、「潜る方向へ重心を掛けて…」というニュアンスが理解できるんですが、体をほぼ水平に保ちながら動作する水泳で「重心を進行方向へ乗せて…」と言われても全然ピンとこなかったのです。

それが、今回の「前のめりをイメージした姿勢」を試してみた所、これまでにないインスピレーションが降りてきまして、なんとなく理解方向へ一歩踏み込めた気がしました。
や、実はこれまでにも自分で思いついて、薄い角度で潜るようなクロールというのを試みた事はあるんです。2008年の11~12月頃の記事にも潜るクロールについて書いてました。
ざっと10~15%くらいの傾斜を滑り降りていくようなイメージでクロールをすると脚の沈下を起こさないのでは?とやってみたら結構いい感じで。
でもその時にはまだ脚を浮かせることばかりにしか意識がいってなくて、もう一つ先の「前に体重を」って点へは到達できませんでした。 やがて、他にも次から次へと色々な技術の指導を受けて、きちんと消化できなかったモノはつい忘れてしまっていったってのが実情です・・・

恐らく当時はフロントでのキャッチ技術が今とは比較にならないくらい甘かったから解らなかったのではないかと考えました。
ある程度以上に前で水を掴めるようになったからこそ、そこに体の重みを乗せられるのではないでしょうか。 前がスカスカじゃ引っ掛かるポイントがないですもんね。

中にはワタシとは逆のアプローチで、前に乗せられるようになったからしっかりキャッチできるようになったという過程を踏んだ人もいるかも知れませんね。

さて、この度ワタシへの指導は、「前のめりに傾斜をつけるイメージで、それに応じて深めでキャッチ動作を開始する」というモノです。 これまでより深めでキャッチを開始して水面方向へ水をかけば、理屈では体が深い方向へ進むベクトル成分が生じます。 深めでキャッチを試み、潜るイメージを持つ事によって、背中は少し猫背気味な形になります。
このフォーム、ここまで理解できてようやく「前へ体重を乗せる」とか「前へ重心を掛ける」などの言葉の意味もなんとなく解ってきた気がしたのでした。

ただ、実際にクロールしながら薄い角度で潜るのはかなり難しいです。肺の浮力というのは厳然としてあるし、ブレス動作をする時に頭部を横に捻っても、そこがまだ水中ではたまりません。
一つポイントがあるんですが、先に紹介した素潜りのジャックナイフ技術のように腰をちょっと折れば簡単に潜れますよ。 しかし頭から足先まで軸は通したままでなければいけません。
その状態でも、ある程度以上にキャッチ技術があって、本気の本気で潜る方向へクロールすれば、肺の浮力に逆らって本当に薄い角度で潜る事ができます。
ですが、そこへ到達するのが最終目的ではなく、これは一種のドリルである事はお分かりいただけるかと思います。
そこまで深い位置でのクロールをしたって、リカバリの腕や肩が水の抵抗になるだけですし。

コーチはワタシに何を理解させたかったのか?
軸の延長線に近い所でキャッチ動作を開始した方が、理屈ではストローク長は長くなるんですが、実感として軸延長より深い位置でキャッチ動作をすると、パワーを掛けやすいんですよね。 水の掴みをよりガッチリしやすいと言いますか。 その辺を体感させて、ストロークレングスとキャッチの強さの折り合い点を探させるのが課題なのではないでしょうか。 そのついでに脚をもう一段高いポジションに、ってのが狙いなのかな?と考察してみました。

なんだか面倒な内容でしたね。 ま、このブログって基本的にはワタシの水泳メモなので^^ なんとなく伝わったって方がいらっしゃれば幸いです。

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