わたコちょ! 2007年07月

わたコちょ!

伸び悩むdefD。果たしてもっと泳げるようになるのか?

  

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素潜りSunday 0729

月末でちょっとバタバタ中です。
晴れてても昨日は湿度も低く、7月末とは思えないほど涼しくて快適だったんですが、今日は夏の盛りに相応しく、きっちり気温が上がってます。

さて、日曜日はオキタくんが潜りに来るとか来ないとか言ってましたが、結局やめたようだったので、海行きはどうしようかと考えましたが、ある予感が働いて我がホームポイントへ足を運びました。

現在はシーズンになるとケニーさんたちのクラブが足繁く通ってきてますけど、私らの仲間も長らく遊び場にしてきてますので、この日は久しぶりに以前からの遊び仲間に会えるかも、って思ったんですよ。
梅雨が上がって最初の日曜でしたから。

ホームにしている入り江は背後に高い崖が迫っていて、その中腹に県道が走ってます。地形に合わせてクネクネした道ですが、ほんのちょっとだけある短い直線の途中に入り江へ降りる細い一本道があります。
そこを降りようとウィンカーを出した時に遥か下の小さな駐車スペースに目を遣ると、はたして一台の見慣れた白い軽の箱トラが。

元々ここは海水浴場ではないので、駐車するスペースはほんの僅かなんですけど、世間的にはようやく幕開けした海のシーズンですからさ、先週までの数倍の人たちが細い一本道を降りてくるんですなあ。
だから、私らはここを訪れる時にはなるべく軽自動車で来ます。すれ違うのも難儀しますからね。
4~5台分駐められる通常の駐車スペースはもう一杯。私とツレはなんとか軽を一台置ける場所を見つけましてそこへ滑り込ませ、ゴロタ石の浜を見るとやはり彼が長イスを広げて泳ぐ準備をしているところでした。

FKRG氏といいまして、私より何歳か年上の気さくなおっちゃんです。
妙にシャイなトコもあります。
「おーい!」
と手を振りますが、シカトです。
なに、理由は見当ついてましたけど。

浜へおりまして今度は普通にあいさつ。
「無視しちゃいかんでしょ、無視しちゃ」ととりあえず非難しておきました。
「だって、もうメガネ外しちゃってたんだもんよ。手を振り返して、もしアンタじゃなかったらカッコ悪いじゃん」
そういうコトなんですけどね。

久しぶりに連れ添って沖島まで行く事にしました。
沖島ってのはこの前の風が強かった日のダイブでキティホークを係留した島です。
フロートやロープなどの荷物がなければ泳いで行っても、楽とは言いませんが、大仕事でもありません。

入り江の出口に近づくと、前方になんだか途方もなく大きな黒い影が渦巻いているのが見えました。時折キラリと小さな光もあって。
なんだ? と近づくとそれは7~8cmくらいの小イワシの大群でした。
これまでもここで2回ばかり小イワシの大きな群れを見たことがありますが、あんなにメガな大群は初めてでした。
群れの真っ只中に入ると見渡す限りずっと小イワシがクルクル泳いでます。お天気が良かったので(と言っても、空の青さは今ひとつ)、太陽の光を青い小さな体がキラキラと銀色に反射して眩いくらいでした。

頭上にはカモメが十数羽舞ってます。
漁港でもないし、普段はこの近くではそれほど多くのカモメを見ないので、小イワシが目当てなんでしょう。
で、小イワシの方はカモメを警戒してるのか、概ね水深50cmより浅いトコでは泳いでません。
水面を移動する私らにとっては、キラキラ輝く、でも黒い雲の上を通過するような格好です。

小イワシの群れとは言え、ここまでの大群だと壮観ですね。いったい何万尾(ひょっとして億?)いるのやら見当もつきませんでした。ずーっと見渡す限りですもん。

入り江を出ると結構うねってました。
入り江の出口から沖島までは200mくらいでしょうか。
この日はもう縦に潜る練習なんて頭からないので、スーツは着ずにエントリーしたんですが、入り江を出るとやっぱりちょっと水温が下がりました。

私は沖島の周囲をぐるりと散策。
今年はソラスズメがもうでかいんですよね。ソラスズメってのは南洋の魚でとても鮮やかな、ネオンの光のような青い体をした魚です。
時期が来ると対馬海流に逆らえずに仕方なしにここまで来ちゃったような小さな連中は見るんですが、今年は海の夏になったばかりなのに、かなり大きな個体なんですよね。
ひょっとして冬を越したんかな? と。
ここらも年々水温が上がる傾向にあるようなんで、以前は冬になると死滅してた連中が、深いホンダワラの森の奥で年越しするのもいるのかも知れません。
他にもこれまで見た事のないチョウチョウウオの仲間も数種類いるし、サンゴの仲間も以前より目立ってきてるし、ちょっとプチ南洋化しちゃってますよ、この辺。

そうやってぷかぷか浮きながら、色々と見て回るのも楽しいんですけど、ガシガシ泳ぐんでなければスーツがないとやっぱり寒いんで、早々に浜へ帰ることに。
帰りも小イワシのメガ大群の上をフライパスしまして。あの群れを追ってイルカでも入り江に飛び込んでくれば楽しいんだけどな。

てな感じで、久しぶりに縦潜りではなり海遊びを満喫いたしました。





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Sat. Swim Report 0721

実は気づいたらブログ開店2周年を過ぎてました。
去年の1周年記念には10000m泳をしましたが、じゃあ今年は20km泳いでみるか、ってワケにはさすがにいきやせん。
10kmでも、まるで数日前のことのような気さえするくらい面倒な企画でしたので、一日でアレの倍に挑戦しようなんてとても思えません。

先週から短水路壁蹴りスタートの自己ベストにチャレンジ中なので、それでいいか、と安易に決定しました。
実は手応えとしては「イケルんじゃないのォ?」とも思っていたんですよね。

甘うございました。 楽観的観測、得意ですからなあ。

今週もアップ、ドリルと約2000m泳いだ最後にディセンド50m×4をしまして、オーラスで39秒台、あわよくばそれ以上を目指しましたが、残念ながら40~41秒の間くらい。

先週、スタートから35mくらいまで最大努力でピッチを上げてみたところ、それ以降の電池切れによって、モーターを回せなくなっちゃったという反省を、どうやら無意識にしてたようです。
どうもなんだかスタートから回転が上がらないんですよね。
50mスタミナをもたせようとしとるんですなあ。

35m過ぎで電池切れになった方がまだマシなのに。

5分もレストして、もう一回チャレンジしてみたんですが、結果はさらに1秒かそこら落ちまして。
ハナシになんねー。

って事で2周年記念企画は失敗でございました。
我が水泳ライフに暗雲が垂れ込め始めた気がいたしますです。
一年後も同じ壁にチャレンジしてたらどうしよー!

素潜りSunday 0722

ケニーさんのフリーダイビングクラブに今年から参加している女性のお二人は、どうやら相当本気のようです。もう2回目の参加です。もう体験希望って趣旨ではないですね。装備もかなり本気モードですし。

と言ってもさすがにまだ素潜りは上手くないので、彼女たちが参加するという事は前回のような沖には出ないって事です。
つまりボートも不要ですから、雨が降ってるようなら私は今回はパスしようかと思ってました。
だけど天候はとても微妙。現地へ到着した時にはちょっと降ってましたが、クルマから出るとほぼ同時にあがっちゃいました。

先週来なかっただけですが、駐車スペースから浜へ下る細道の両脇の草がものすごい勢いで伸びてまして、通路を覆い隠してたので草刈してますと、皆さん続々とご到着。
あ、やっぱり来たのねって思っちゃいました。
こんな空の色の日って潜ってもつまんないんだよなあ。

水の透明度が高いと、水中で見えるブルーがとてもキレイです。なんとも表現しにくいんですが、不思議な藍色を帯びてます。一種の魔力のようなものを感じてうっとりしてしまいます。
そして空が青いと水中から天を仰いだ時に清々しい気分になります。太陽の輝きが眩しいと安らぎも感じます。

海の青と空の青のセットはやはり最強なんですよね。

でも、こんな雨がちな日は全然モチベーションが上がらない。着替えも大変だし。
そんな心情がバックグラウンドにあっての「あ、やっぱり来たのね」でした。

でも海は凪。透明度はまあまあ…10~15mくらい。 みんな遠くからやって来るんだから、家から30分の私が不景気な顔をしててもいけないので、海況の良さをツマミになるべく上機嫌な感じにしとこうかと^^


7月も後半になったので、スーツをカブリ(温かさ最強)から夏用のワンピに替えまして。
ですが、水温が上がってないのですよね、今年は。ずーっと雨降ってたからなあ。
例年ならもう25℃はある頃ですが、7月初旬とそれほど変わらない22℃。
正直言って、ワンピじゃ寒かったです。

ケニーさんが
「defDくんがそんなに寒い寒いを連発するなんて珍しいなあ」と。
いやまったく。
自分でもここまでカブリとワンピの保温力に差があるとは思ってませんでした。
ってか知ってたんですけど忘れてました。
まあ、梅雨も明けたし、これからは水温も上昇するでしょう。それに太陽がよく注ぐと透明度も上がるんですよね(って、明るいからそう感じるだけかも知れない)。

私は21mを一本だけ潜りました。ダイブタイムも短めに1分で。
冷たくて足先が痺れてきちゃって、もっと練習しようって気持ちになれず。

女の子二人は熱心でした。
Tちゃんがケニーさんに「ウエイトが重すぎなんじゃないの?」と指摘を受け、5kg(確かに重すぎ!)から3kgに軽くしたんですが、今度はそれだと軽すぎて潜れなくなっちゃって。
女性は皮下脂肪がどうしても多いですからねえ。おまけに浮力の強いタイプのスーツだし。

だけどその辺は技術で潜らないとね。
オモリの重さで潜るのは確かに楽に潜行できますけど、反対に浮上する時が大変ですからさ。
今はまだ彼女もそれほど深くは潜れないからいいけど、浮力より重力が強い深さまで行けるようになると危険度が一気に何段も上がりますから。
フィンワークもまだまだなので、あのウエイト量はちょっとアブナイですなあ。

不肖私がアプローチのデモをさくっと。
縦潜りする時は「ジャックナイフ」という名のついた技で潜り始めるんです。足ヒレを強く振らなくても-3~-4mまで一気にアプローチできちゃいますし、タイミングが合えば-5mくらいまでもするりと潜れます。

初級の縦潜りってのは水面から5mまでが難しいんですよ。
0m→-5mというのは次の-5m→-10mより2段階くらい難しいのです。水圧の変化率の問題なんです。
浮力がすごく強くて潜りにくく、そのためにジャックナイフで一気に通り抜けるべきゾーンなんですが、短時間を目指せば目指すほど耳抜きに問題がある人には非常にツライ。 この5mの間にきちんと耳が抜けなかったら、痛くてそれ以上は決して潜れませんからさ。
ここまでを余裕たっぷりでスムーズにクリアできたら-10m、あるいは-15mまでは実はもうどうってことないんです。
それ以上はまた別の難しさがあるわけですけど。

その-5mまでの一連の動作を一回お見せしたトコでもうギブアップでした。
歯の根が合わなくなっちゃいそうなくらい冷たさが凍みてきました。

帰りは近くの市営の温泉(市民は300円!)寄って、沖縄フェアやってる食堂で昼飯(夕飯?)食って解散しました。
沖縄フェア…ちょっとインチキだったけど(笑)
あーあ、久しぶりにホンモノの沖縄メシ食いてーっ!

Sat. Swim Report 0721

土曜は16:25から泳ぎ出す事ができました。
雨は降ってなかったけど、分厚い雲に覆われた空。気温も高くないですが、やはりなるべく外の長水路で泳ぎたい。
恐る恐るハシゴを一段ずつ降りて行きましたが、水位がお腹に達したトコでエイヤッとダイブ。感じではざっと水温25℃でしょうな。

いつもの1500mメニューですが、25mプール用に作られてるメニューなので端数(と言うのか?)の25mがどうしても残りがち。仕方ないので繰り上げて泳ぐので、距離だけは結構たくさん泳ぐ感じがします。たぶん200mくらいは余計に泳いでるんじゃないかなあ。

メニューの2/3を消化したトコで時間切れ。外プールの一般開放は17:00までなのでした。
室内に移って残り1/3を続行。例の耐乳酸泳です。
なんかちょっとスローペースだったみたいです。いつもは200mを3分30秒以内くらいのペースのはずなんですけど、4分くらいかかってました。
残りの150、100、50もちょっとずつスローな展開だったですねえ。
計500m泳いでズン!と重くなった両腕を交互に揉みながら、しばし休憩。

さて、仕上げメニューのディセンド50m×4
55秒、50秒、45秒は±1秒以内でまとめました。
で、40秒。いつもは41秒か42秒くらいでしか泳げない。
でも! 先週反省しましたからっ! この日からはオレエボⅢだからね。

レストは2分取りました。オレエボⅢペースで泳いで、ズバリ39秒狙いでございます。39秒を切っちゃおうかなんて野望もありました。
できるさ、今のオメーにならできる。なんたって今週からオレエボⅢだもん。

ドバドバ泳ぎました。 ターンする直前にチラッと見た時計は16秒か17秒。 さすがオレエボⅢ、イケル!どころか、壁蹴りスタートなのに軽々自己ベスト!どころか、長く目標にしてた35秒を切れちゃうかも?! ってまで一瞬思ったんですけどねえ^^

ターンもなかなかバッチリ決まりましてね、おっしゃまだまだイケルゼ! って思ったトコで、突然の電池切れ。
復路の半分に差し掛かったくらいのトコでぜーんぜん腕を回せなくなりました。 
いやいや、見事なもんです。 全力でストロークしたくともちっとも力が出んのです。 すんごい失速です。 まるで…そう、これはキティホークと全く同じ感じ。

結局到着した時のタイムはいつもとあまり変わらない42秒。がくっ…


こりゃ一体何よ? こうやって全力で泳ぐまでに約2000m泳いでるのがいかんのかぃ? 
ここまでで使い果たしてるのか、それとも、オレエボⅢにはたった50mを全力で泳ぎ切る力がないって事なのか…

ら…来週は…もう少し長く休憩取ってチャレンジしてみます。

その後ダウンして、多分合計2300mくらいです。

今日は土曜日

今週は何かと用事があって、ようやく迎えた週末ですが、これから今週最後のお仕事の予定が入っております。
あざらしくんの心の先生的に言うと「Squeeze!!」でしょうか。
15:00頃に終わるので、帰宅は16:00前後かと考えております。
その後にはできたらプールへ行きたいですなあ。

明日は雨が降らなければ海です。
でも、明日は新人さん(というより体験ダイブ希望者と言った方が的確かも)が多いそうなのでボートは出ません。
入り江の中でこじんまりとやる予定だそうです。

ずーっと以前にテーマだけ挙げた「ドリンク考」をこつこつと執筆中です。だいぶ形を成してきました。
いつも行き当たりばったりな書き方をしてるので、今回はもう少しまとめた感じに書こうかと思い、とりあえず全編をまとめてからブログに小出ししようかと思います。


あ、「ひぐらしのなく頃に」ってオハナシ知ってます?
ひょんなきっかけでこのオハナシと出会いました。
もともとの出は同人系らしいのですが、なかなかよくできたサスペンスです。機会があったら「体験」してみるのをお奨めします。
もっとも、私もまだハナシの半ばくらいまでしか知りませんけど。

んじゃまた。

Sat. Swim Report 0714

東海、関東地方の皆様は今頃台風4号の脅威に晒されているんでしょうか。
こちらは昨夜が接近のピークでしたが、風の音で目が覚めるということもなく、いたって平穏無事に朝を迎えました。

ただ、さすがに海況をチェックすると波高3.0mオーバーなようなので、潜りには行きません。
でも、あとで海を見に行くかな?


昨日も雨でして、屋外長水路には誰の姿もなく。
いや、なんだか寒いですからねえ。
出かける時、私もTシャツを重ね着していったくらいだし。

そんなお天気ですと、無法松な子供たちもプールで土曜の午後を過ごそうなどという野望を捨てるんでしょうか、昨日は室内短水路にもほとんど無法松どもはいませんでした。

全体的に人も少なく、コースを1本独占して、アップを300mくらいした後にいつもの1500mメニュープラスを。
クロールを泳いでいる内にまたまたフォームの変化してるのに気が付きました。
うまく説明しにくいんですが、肩は入るんだけど、強いロールは伴わない感じです。
正解に近づいてるのかは今のところ全く不明。 少々窮屈な感じもしてます。 でも感触は悪くない。ハイエルボ強調される感じがします。 タイムが縮まればそれでよし。疲れにくければさらによし。

仕上げの耐乳酸500mを泳ぎ終わってちょっと長いレスト。
息が完全に落ち着いてからディセンディング50m×4を。
55秒ペースで泳ぐのが一番難しいかも知れません。 あんまりのんびり泳いでると60秒になっちゃう。
それほどきつくないのでここはレストタイム60秒で。

50秒ペースもサジ加減が簡単とは言わないですけどね。
55秒で泳ぐ時よりちょっとストロークを力強くする感じで大体50秒かなあ。ピッチは変わってないと思います。
インターバルレストはここも60秒で大丈夫。

45秒ペースはかなり気合が必要です。
まだ全力ではないけど、ターンを失敗すると45秒で帰ってくるのが大変になります。
ただ、ターンをミスしなくても、私にとってはこのペースで距離100mを維持するのは厳しいので、そういう意味ではほぼ全力とも言えます。
レストはここでは2分取ります。

さて、40秒は壁スタートのほぼ自己ベストです。39秒台が出た事は自己計測でまだ1度か2度かってトコ。
したがって、40秒ペースとなると燃え尽き覚悟で臨まないといかんのですが、そう言いつつなんとなく出し切らずに泳ぐんですよねえ。
なんとなくガムシャラレベルでは泳げない。他人に「必死だなw」と思われるのがイヤなんですかねえ^^ 
したがって結果としては41秒台でしか泳げないのです。

書いていて反省しました。来週は違うオレで行くぜ!
オレエボ。オレエボⅢくらい。

頭から湯気が立ってるのではないかと思うくらい体温が上がってるんで、今なら外プールで泳げるかも? などと考えて長水路へ移動しようと試みましたが、戸を開けて20歩で踵を返しました。
長水路の水温を確かめるまでもなく、気温だけで心が折れました。
監視員と顔を見合わせて苦笑い。

ダウンまで入れて2200mくらいかな?


素潜りSunday 0708 2.9

ヨコヤマくんが引っ張り上げようとしているアンカーはフォールディング・アンカーという形状のものです。
フォールディングアンカー

↑こんな形をしていて、傘と同じような構造で、使ってない時には爪の部分を閉じる事ができます。
これは彼の所有物なんですが、値段が結構高くてですね、外れないからと言って簡単に諦めてしまうと懐へのインパクトがかなりあります。

前回の最後に説明したとおり、こんな形ですから海底の地形に引っ掛かってる地点より風上へ移動して引っ張れば、よほど複雑な形の岩でなければ案外すんなりと取れるはずなんですが、いかんせんキティホークのスタミナがいっぱいいっぱい。3人乗せた状態ではもう風に逆らって切り上がるなんてできないヨー!って言ってます。

うーん、困ったなあ…って思ってたんですが、舵を握って操船してるとなんとなく水底のアンカーの様子まで感じ取れるような気がするんですよね。
イメージが頭に浮かぶ…と言いますか…
ちょっとだけ「ゴツっ」って当たりが伝わってきて、もう少しで取れそうな感触を得たんです。
そこで一旦引っ張るのを止めてもらってロープを緩め、バッテリにがんばってもらってすこーしだけ前進。多分10cmとか20cm。
それで外れた感じだったのでもう一度ロープを引いてもらうと、
「うわ、抜けました!」という返事がありまして、なんとかアンカーを見捨てずにすみました。

でも、彼のアンカーもそんなに軽いヤツじゃないですからねえ、約40mを引き上げるのはかなり重労働だったようです。
手伝ってあげたくとも、デッキは荷物満載状態で身動きが取れんですからさ、ヨコヤマくん一人にがんばってもらいました。

ちなみにキティホークのアンカーは
マッシュルーム

↑こんなヤツです。マッシュルーム・アンカーと言います。
丸くてプラスチックでできていて、尖った所がないですから、ゴムボートに最適なんですが、この日のような風が強い日には把駐力が足りませんでしたね。

や、本当は水深に対してのアンカーロープの長さが十分にあれば、こいつだって簡単に走錨なんてしやしません。結局は私がうっかりして深い場所用のロープに換えてこなかったのがいけなかったんですよ。


さて、帰路です。
もはやバッテリはほとんど力尽きてます。
で、パドルで漕ぐことに。
キティホークもそうですが、この手のゴムボートにはオール用の台座が付いておりまして、通常は公園の手漕ぎボートのように進行方向に対して後ろ向きに座って漕ぐようになってます。
でもほとんどデッキを動けない状態なので、オールを台座から外して、私とオキタくんとでカヌーのようにパドリングをしました。

これがまたカタツムリ程度にしか進まないんですなあ。
思いっきり風上に向かってますからねえ。
それでもなんとかゆーっくりとは進み、普段の練習会でよく使う20m水深の位置にまでは戻って来れました。

内心、こいつら泳いで帰ってくれないかなあ?
って思い始めた所でした。
ここからならもう波も高くないし、いつも泳いで往復してますからね。

すると以心伝心ってやつでしょうか、それとも遅すぎる速度に嫌気がさしたか、パドリングに疲れたか、二人とも自ら降りてくれまして。

一人になれば荷物も減り、台座にオールを固定し、普通にボートを漕ぐ事ができます。
残りは私一人でガシガシ漕いで帰りました。
まあキティホークを購入してしばらく経った頃、このロウイングが面倒で電動化を試みたんですけど、あれからずいぶん経って、私も懸垂をトレーニングのメインメニューにしてもう1年半。なんと楽々漕げちゃうんですなあ。加重した懸垂運動と較べたら力を入れてる気さえしねーですよ。
やあ、水泳用のトレーニングがこんなトコで活きるとは…ってなもんで^^
ま、アンカーの引き上げもそうでしたが、鍛えとくってのは必要ですねえ。


ま、そんな感じで、ヨコヤマくんも十分な練習ができたようですし、私もプチアドベンチャーを楽しめましたし、なかなか有意義な一日でございました。

キティホークの航走距離 ざっと2300m
defDの泳いだ距離    ざっと 600m (いずれもMapionの距離測機能利用)


しかし、船外機についてはエンジン仕様のモノの購入を真剣に考え始めたのは事実です。風が強かったとは言え、たかだか1kmちょっと走った程度でひーひー言うようじゃ、ちょっと不安ですよねえ。
もっとも船舶免許の不要な2馬力の船外機ですけどね。
とは言え、現在の電動船外機がたしか0.4馬力くらいしかない事を考えると数倍のパワーアップですし、航続距離は飛躍的に伸びます。
今後も海遊びをライフワークとするつもりなら、安全を考えるとやはり必要じゃないかなあ…って思った次第でございます。

すぐには無理ですけどね。
それまでは二つバッテリを積むとかって方法で対応するしかないでしょう。

おわり。

素潜りSunday 0708 2.5

沖島までも結構遠かったです。多分200m以上、もしかしたら300mくらいあったかもしれません。
キティホークはいい子して待ってました。足ヒレやフードを外して一息ついてると、
「こんちは!」
なんて声を掛けてくる人物が。
「は?」ってなもんですよ。
おいおい、まだこんな水温(23℃くらい)の頃からスーツも着ずに沖島まで来て(アワビやサザエの)密漁かよ! なんて一瞬思っちゃいましたが、声の主の顔をよく見ると、今年からケニーさん率いるヨコヤマくんたちの素潜りクラブに参加することになったヤスモトくんという男子でした。
前の晩遅くまで仕事をしていて、午前は目が覚めず来られなかったのだそうで、ようやく起きてここの海岸まで来たら私のツレに会って、沖島の沖まで我々が出ていることを教えてもらったのだそうです。
ちなみに彼は私と同じ街に在住で、もうひとつちなみに高校の7つ後輩で、さらにちなみに水泳部だったそうです。

彼は会社の帰りに時々市立プールで一人で泳ぐんだそうですが、それなら県立プールで一緒に泳ごうよ、って誘ったんですけど、なかなか仕事が忙しいらしく、曜日をなかなか合わせられないんですよね。

それは置いといて、
彼もフロートの場所まで行きたいと希望したんですが、彼らももう終わって今から迎えに行くトコなんだよ。だから、戻って待っててくれないか、と丁重にお断り申し上げたのです。
だって器材があるからキティホークに4人乗るのは絶対無理だもんね。

って事で私一人でキティホークへ乗り込み、彼らを迎えに行きました。
しかし、スロットルを握る私の手になんだかイヤーな感じが伝わってきたんですよ。

パワー不足…

スロットルを一杯に開けてもとんと速度が出ないし、伝わってくる振動にも躍動感がまるで感じられないのです。
ええ、もとよりこの電動船外機はパワーも低いし、それゆえ振動もほとんどないんですが、その特徴がこの時は一層際立っておりまして。
それは明らかに電池の残りが半分を切っている事を示していました。

えーっと…
彼らを迎えに行って、そのまま浜まで帰ればなんとか大丈夫かなあ…

と考えつつ、フロートまで着きましたが、
「オキタさんのモノフィンで一本潜りたいんです」などとヨコヤマくんが言い出す。
オキタくんのモノフィンはキティホークに積みっぱなしにしてたんですよ。
モノフィンってのはイルカの尾ビレみたいな形をした、言ってみればでっかいウチワみたいなフィンです。操作はドルフィンキックのみで行ないます。きちんと使いこなせれば、私が愛用しているロングフィンよりずっと高い推進力を得られます。

数秒考えました。
や、バッテリ残量を考えると、すぐにでもピックアップして戻るべき。
この場所に動力を使わずにステイするのは絶対に不可能だから。
しかし、こんな沖まで出られるチャンスはそう多くないから、ヨコヤマくんの気持ちも分かる…
まあ、手漕ぎ用のパドルもボートに装着してるし、いざとなればどうにかなるか!

って事で、モノフィンを手渡しました。
脳裏には風上に向かって一生懸命にキティホークを漕いでいる私の姿が映ってましたけども。

アプネアってのはそれなりのダイブをしようと思うと、海面での気持ちの集中とか呼吸の調整とかでやはりそれなりの時間がかかるものです。
フロートのアンカーは海底の地形(たぶん岩)に引っ掛かってるので、キティホークをフロートに繋いでしまえば動力を使わずに済みますが、そうするとフロートだけより強く流されるので、ガイドロープが今よりずっと強く斜めに張られてしまいます。
それではダイバーに気の毒ですから、その選択も避けたい。
もちろんもう一度アンカーを打つ気などありません。状況の悪化を招くだけなのは目に見えてます。万一地形に引っ掛かっても、もう一度アンカーを引き上げるのは面倒すぎます。
やはり仕方ないですけど、彼がダイブを終えるまでフロートから遠すぎず近すぎずの位置でステイするしかありませんでした。

風に流されない程度にスロットルを小さく絞りつつ、手に伝わるペラが回転する微かな振動に集中します。
…やはりどんどんバッテリが弱ってるなあ、って分かりました。

でも、そういう事を言って早くダイブを終えてくれなんて伝えると、彼の集中も途切れちゃいますからねえ。
ま、もうキティホークを漕ぐ覚悟は決めましたからさ、心行くまでやってくれってなもんですよ(笑)

ようやく引き上げてくれというサインが出て彼らに近寄り、二人をピックアップしました。
で、フロートのアンカーの引き上げです。
「食い込んでまーす! 全然引っ張れませーん!」

ハイハイ。バッテリと共にツキも消耗してきてるくらいの事は予想してましたよ。
アンカーの外し方ってのはちょっと考えればすぐお分かりになると思いますが、要はアンカーは海底の地形に引っ掛かってるわけですから、流された上側に移動してやれば外れる確率が高いワケですよ。

でもね、大人の男を3人乗せてうんと重くなっちまったキティホークを、もはや風上へ動かす力など、我らがバッテリには残っていなかったのです…


すんません。
後編の後編の後編を書くつもりになってしまいました。
決して引き延ばし工作をしてるのではありませんよ。
今日も時間切れです。どうかしばしお待ちくだされ。


素潜りSunday 0708 2.0

6度目のスパイホッピングを終え、フロートの黄色が見えた方向へ泳ぎ出しましたが、その時点ではまだ連中の姿そのものを確認できていたワケじゃありません。
私の中での大丈夫率はカーンと跳ね上がりましたけど、フロートに辿り着いた時に誰もいなかったら、「余計に怖いよなあ…」なんて考えてました。
まあホオジロがこの近海に現れる事例なんて聞いたことありませんけど、海は繋がってるのだし、数年前のこの時期には多数のハンマーヘッドの群れがそう遠くない海岸をうろうろしてた事は全国ニュースにもなったくらい有名な話ですしさ。

ちょっと以前に近所の消防署を訪ねて、万一不測の事故が起きた場合は119番へ連絡した方がいいのか、118番へ連絡した方がいいのか相談しに行ったんですよ。
119番へ連絡したらどれくらいの時間で救急車が現地へ到着できますか? とかって。
受付で番をしてるオレンジのツナギを着てるお兄さんと地図を見ながらあーだこーだと話をしたんですけどね。
最寄の消防署の出張所は2箇所ありまして、距離や道中の具合からしますと、どちらからも10分くらいで着けそうだなあ、って事でした。

それとこの海域の沖合いには海保の巡視船がほぼ常駐してくれてるんですよ。もちろん日によってPLHかPLか違うんですけど、PLHの時であればヘリを載っけてますからさ、あるいはそっちの方が早いだろう…とか。
「まあ、判断つきにくい時もあるでしょうから、万一の事が発生したらそちらから両方に連絡してもらった方が早くて確実だと思いますよ。こちらの方で事案を検討して判断するよりも。その上で両方に連絡してますって伝えてもらうとこちらもそれなりに素早く行動を取れますよ」
という回答だったわけですが、その時のお兄さんの顔が妙にはっきり思い出されたりしちゃうんですよね。

そう言えばさっき見えた巡視船はPLHだったなあって思って、あそこからならヘリだと5分くらいで来てくれるかなあ…とか、いやむしろ搭載してる警救艇の方が早かったりするのかなあ…とかそんな事ばかり考えながら泳いでました。

フロートまでどれくらい離れてたのかな? 妙に遠く感じましたねえ。
ヘッドアップする程度じゃやっぱり視界が波に阻まれてよく見えなかったんで、時折スパイホッピングもしました。


やがて二人の笑い声が聞こえてきたんで、やっとホッとしましたよ。

「やあずいぶん流されたなあ」と声を掛けると
「ひゃあ、もう寒いっす、帰りたいっす」というレスが(笑)

ちょっとずっこけましたが、こんなような時の取り越し苦労はしたって損じゃないですよねえ。

結局その辺りの水深は37mあって、ヨコヤマくんはそこまでの練習を堪能できたようです。
私はそこまで潜れませんけど、でもようやくここまで来たんだから一本だけ潜っとこうかと思いまして、少しだけ時間をもらいました。

だけど、ここまで来るのにかなり脚の筋力を使ってたみたいですよ。
潜り始めてほどなくフクラハギが攣り始めましてね。水深計を見たら-15mを示してたんですが、すると次に前回のダイブでサンバした事をふっと思い出しちゃってブルッときちゃいました。
この日はずいぶん濁った潮が入り込んでて、行く先の方へふっと目を遣るとずいぶん暗い。
なんだかイヤだなーって感じたその瞬間にガイドロープを掴んでUターンしてました(笑)


どうやらフロートのアンカーもここまで流されてやっと岩に引っ掛かったらしく、それ以上は流されてないようでした。
じゃあボート取ってくるわ、って言って再び沖島へ。


書き上げてしまおうと思ったんですけどねえ、今日はタイムリミット。
まだもう一波乱ありますよ。後編の後編にご期待ください^^

素潜りSunday 0708

誰の行いが良いのか、毎日雨模様なのに週末だけはそこそこ好天に恵まれました。
しかしこのレポートを書き出す前に、まずは九州地方の皆様にはお見舞いを。
熊本には縁も深かったし、今回豪雨に襲われた他の地方にもネットその他で知り合いになった方々も多くいらっしゃいます。
せめてどうか友人、知人には大きな被害が及びませんようにお祈り申し上げております。

さて、あざらしくん宅へ寄ってキティホークを積みっぱなしにしている軽トラを運転し、集合時間のたっぷり30分前に現地着。
当然まだ誰も来ておりませんけども、さっそくゴロタ石の浜へ器材を運びまして。
付属の足踏みポンプで……と説明しだすと、一瞬引いてしまう人も多いんですが、このポンプ、かなりスグレモンですよ。踏み踏みしながらちょっと誰かとお喋りしてるとすぐにパンパンに膨らんじまいます。

海に浮かべ、アンカーやらモーター、バッテリを積みますと完成。
アーっ! 写真撮るの忘れた。 またの機会に^^

先日行なった修理も上手くできてるようで、浸水は一切なし。いい感じです。

そうこうしてると連中がやって来たので、道具を積んでいざ出航。男3人とそれぞれの道具を積むともう隙間はなし。そんな状態でかなーり沖まで出ました。
入り江の中は池のように静かだったんですけど、外に出ますと波が騒ぎ出しまして。 うねりはあまりない日でしたが、北東の風7mないし8mとちょっと強めでしたから、結構海面がざわついてました。

実はですね、ゴムボートってのは風に弱いんですよ。
喫水下というのがほとんどないので、ちょっと強い風が吹いてると思いっきり流されちゃうんですよね。
海水浴なんかに行くと風に押されて浮き輪がするすると流されて行っちゃうのをよく見るでしょう?
少々波は高くとも安定性はとても高いんですけど、風にはからっきしなんですなあ。
で、-30mポイントより深いトコまで出たんで、私としては…つまり艦長代理としては、アンカーを打つのが正直イヤだったんです。
これくらい風があって流されやすいという事は、この水深海域では100m近くアンカーロープを繰り出さないと非常にアンカリングしにくいというのが理屈です。
失敗その1なんですが、長いアンカーロープに換える事を忘れてたってのもあって、昨日はこれまで通りの50m分しか積んでなかったんですよ。
海底には届きますが、これくらいの長さじゃアンカーとボートを結ぶロープの角度が45度より急ですからさ、まず確実に走錨しちゃうだろうと思ってました。

それに50m全部繰り出したとして、もし海底の地形に引っかかってくれても、それを引っ張り上げるのは人力ですからさ。それに必要な労力たるや想像したくないのが正直なトコでした。

だから私としては、縦潜り用のガイドロープを下ろしてしまったら、100mばかり海岸の方へ戻った沖島という小さな島…というか大きな岩の塊の陰にキティホークを係留しとくつもりだったんですね。

でも、今回の練習場所の水深がかなりあるから、できたらダイビングフロートの傍にキティホークを置いておいてくれないかというリクエストがありまして。
それでイヤイヤながら一度試してみたんですが、やっぱり軽く走錨しちまいました。まるっきり海底の地形に引っ掛かってくれる様子がなかったです。

いやー、筋トレってしとかにゃいかんですなあ!
50mもアンカーを引き上げるのってのはやっぱそれなりの覚悟と根性が必要でした。
なーんて作業をしてる内に、フロートからどんどん離れて行っちゃって。ひーひー言いながら50m引き上げた頃には、フロートと連中の姿が点になっちゃいまして。 モーターを回してそこまで一旦帰り、やはりボートをアンカリングする事は無理である事を告げ、沖島へ一人向かいました。

沖島も入り組んだ地形になってましてね、昨日のように北東からやってくる風や波の時は上手く避けることができるような小さな入り江があるんです。
そこへキティホークを繋いで、私も素潜り装備を整え、100mばかり沖にいるはずの連中のトコへ泳いで行きました…が…

なんと彼らが見えないんですなあ。
ざっと「山立て」して、彼らがガイドロープを下ろした位置はチェックしたんですけど、その辺りにまで着いてもいねーんですよ。

山立てってのは、詳しくお知りになりたい方はちょいと検索してもらったらすぐに分かりますよ。
GPSとかない昔からの、自分の船の位置の確認方法です。
測量の専門的な言い方をすると「後方交会法」とも言って、私としてはこちらの方が馴染み深いんですけど、場所が海なのでこの場合は「山立て」って表現が相応しいですね。


およそ誤差としてはX方向、Y方向いずれも±30mくらい以内のはずなんだけどなあ…などと考えつつキョロキョロしてみますけど、波も先ほどより高くなってきてて、海面から顔を出してるくらいの高さじゃ視程があまりにも少なくて。
もう一度「山立て」してみますが、やはりこの辺りで間違いないはずなんです。
やっぱ人間って想像する動物なんですよね。ある意味妄想とも言えますが、当然の事ながら最悪な出来事を考えちゃいます。
そう、「遭難」。

この二文字を思い浮かべた途端にちょっとドキドキし始めましてね。
或いはホオジロザメにでも食われちまったか? とか。
とすれば、次はオイラか? とか。

まあ、仮に彼らが既に海の藻屑と消えていようと、もうじき私もサメのエサになろうと、どっちみちそこにじっとしててもどうにもならんので、これからしなくちゃいかん事を考え始めました。
泳ぎの達者な連中だし、ウエットスーツも着てしっかり浮力も確保してるのだし、確率的に高いのはやはりフロートごと風に流されたと見るのがまずは妥当だろうと思いまして、まずは彼らを探す事にしました。
このまま風下に向かって泳げば出会える気もしましたが、やっぱりこの場所から探そうと思いまして、ジャンプする事にしました。
そう、イメージとしてはシャチとかのようなスパイホッピングなんですけど。

5mばかり潜って、全力でフィンを漕いで水面へ向けて加速。
おりゃーっ! っと水面から飛びながら、急いで風下方向を見渡す。
私の想像ではもうちょっと高く跳べるかと思ってたんですけど、せいぜい太腿くらいまでしか跳べるもんじゃないっすね(笑)
自慢のカーボン製ロングフィンも折れよとばかりに強烈にキックしたんですけど、あっという間にまた水中へ。
本職のイルカくんたちは凄いっすな。よくもまあアレだけ高く跳べるもんです。
潜ってるうちに風下方向が分からなくなっちゃうってのは想定外だったですけど、これを繰り返す事6回目で遥か遠くに黄色いカバーのフロートを見つけました。イエイ!

って事で後半へ続く。






Sat. Swim Report 0707

七夕ですなあ。

バレー月間が終わって6日、あちこちの筋肉の痛みも癒え、久々に泳ぎに行きました。
7月になったので外の長水路が一般に開放されまして、気持ちよく泳げました。
なんたってまず水の透明度がいい。50m先の壁がくっきりと見えるってのは素敵です。
そして無法松な子供ちゃんたちがいないのがいい。深いのでいくら泳力があっても一般は中学生以上しか入っちゃいけないというローカルルール。

あいにく太陽は厚い雲の上ですが、日焼のことを考えればむしろその方が良いのです。
水温は26℃。ちょっと冷たいですね。

メニューはいつもの1500mをこなす事として、少し考えてしまったのが、このインタバのメニューは25mプール用に作ってあることです。
最後の200→150→100→50Swimとかの50m単位でやるのはいいですけど、他の2/3の多くが25m単位で作成されてます。

これを50m単位に翻訳するのは意外と難しいことが分かりました。
それでもまあなんとかスタミナとない知恵を搾って。

今日はアップとダウンを合わせて計2000ちょっとですかな。
もうちょっと泳いでるか。半端は切り上げて流したとは言え25m余計に泳いだから。

や、しかし長水路の50mは遠いね。
短水路での50mは実質は35m分くらいでしょ?
それが長水だと42~43mは泳がなくちゃいかんわけだから。

昨年、夏に長水路でばかり泳いでたら、他に特に何をしたってわけじゃないのに、9月に短水路へ戻ったらアベレージで2秒か3秒速くなってたんですよ。
今年も長水路効果を密かに期待しております…が、さすがにちょっと無理かな?

プールから出て受付の窓口で久しぶりにカナちゃんセンセとちょっとお喋り。
額のキャップのラインを指摘されまして。

げっ? 日焼けしたんだ、やっぱ。
しっかり曇ってたんだけどなあ。やっぱ紫外線ってきちんと降り注いでますなあ。

そうか、去年はクロールしか泳がなかったから、顔が焼けるなんてなかったんですが、今年は普通にバックもメニューに入ってるから。

「だからアタシ、外で泳ぐ時は背泳ぎはしないんです!」
はぁなるほど、ごもっともでございますなあ。
何か対策を考えにゃいけませんね。

明日は海でーす。
キティホーク出ます。

山学でも

山岳についてのお勉強ってワケじゃないです。
山梨学院大学と言えば、ハギトモの出身校でもあり、今でも研究室か何かに籍を置いてるんじゃなかったかと思いますけど。

ご存知の方も多いかと思いますが、この大学は水泳が強いです。
で、ブログとか拝見しますと、陸トレのメインはやはりPull-Ups、懸垂運動のようですよ。
手にマメができたり、皮がむけちゃうくらいまでガシガシやってるみたいです。
それなりの成果も出てるみたいで。

私はこのガッコのトレーニングにヒントを得て、懸垂をトレーニングのメインにしてるワケじゃなかったのですが、それだけに反対に安心しました。
間違ったことをしてるのではない、っていうかなりお安い安心ですけど^^

もちろん、彼らは水泳そのもののスキルとしては私などより遥かに高みにいるわけで、そんな彼らが懸垂をして上半身を鍛えるってのはきっと高い効果を得られるんでしょうね。


ところで、単純化したハナシですが、
筋力というのは、筋の断面積が大きい方が強い力を発揮できます。
小さな断面積で大きな断面積と同じ筋力を絞り出すトレーニングもありますが、モノには限界があって、すぐに頭打ちとなってしまいます。やはり大きな力を得ようとすれば、筋断面積を大きくするトレーニングを行なうのが合理的な考えと言えます。

プロボクサーのように体重は増やせないけど筋の収縮速度や力を無理矢理向上させなくちゃいけないようなパターンは…正直言って私は体つきを見ただけでゲンナリしちゃいます。
ツライでしょうなあ。

でもねえ、筋肥大を目指すトレーニングというのも、そうそう簡単じゃないっすよねえ。
理屈に則り、地道にやれば確実に大きくなるし、筋力もつきますよ?
私、それだけは自信を持って言えます。

しかし、その変化があまりにも地味すぎて、これはこれでまたゲンナリです^^
思わず呻き声をもらしちゃうような毎度の筋痛だけがトレーニングをした証だなんて、なんだかなあ…って気がしてます。

なんてつい考えちゃうのも今週のピークを迎えつつある筋痛のせいなんでしょうねえ。
少しアンニュイ



市バレー

やれやれです。
やっとバレー月間が終わりました。

先の市町村合併の結果、私が住んでる市も多くの町を抱えるにいたり、それぞれが男女チームを編成するので、とても1日では試合数を消化できず、A日程、B日程と分けての大会です。
私らはA日程への参加ってワケで。

いきなり余談ですが、昨年は洪水騒ぎまでになった土砂降りに伴い、B日程大会が中止になったんですよ。たしか翌週の予備日も洪水警報が出たりして、結局昨年のB日程は消滅。
この大会への私らの町の意気込みはそれほど高くなくて、例年大会前だけチームを編成して2週間で4回ばかり練習日を設ける程度なんですが、地域によってはそりゃもうビックリするくらいモチベーションの高いチームもありましてさ、年間を通じてこの大会用のチームを維持し、練習を積み重ねてるトコもあります。
昨年はなぜかそんなチームのほとんどがB日程に組まれてたんですよね。
気の毒に、盛り上がった気持ちの持って行き場がなくて、この一年間悶々としてたそうですよ^^
来週の日曜日、B日程が無事に開催される事を祈ってあげようと思います。


予選リーグは3~4チームで1つのリンクを作り、それが4つあるというパターン。
つまり、2試合やって、一番成績の良かったチームが準決勝へ駒を進めることができます。もちろん準決勝で勝ったらA日程の決勝戦です。

さて、我らK町選抜チームはなかなかの戦い振りでしたよ。
1試合目、JOTOチーム戦。これは軽く退けました。
2試合目、お隣の町NGチーム戦。
これには大層苦戦しまして。
何しろ町の広さも大きいし、新興の住宅街を多く抱えてますから、元気のいい若者も多いのですよ。
あちこちのクラブレベル(つまりもっと高いレベル)の試合で見かけるバレーフリークを取り揃えて来てました。
主力の平均年齢は我々がひと回り近く高いのです。

それでもオッツァンはオッツァンなりの「イヤラシイ」バレーで対抗し、1セット目は21-16でなんとかアンチャンたちを振り切りまして。
ところが2セット目は体力に勝る彼らに逆に16-21でやられちゃいました。

バレーってのはどんなレベルでもサーブレシーブのいいチームが強いです。それは同時にいいサーバーが多いチームが強いとも言えます。
私らのサーブレシーブ力も平均並かそれ以上ですけど、NGチームには実業団レベルのロケット砲のようなジャンプサーブを打つヤツが2人もいましてね。
1セット目はなんとかいなして凌ぎましたが、2セット目は崩されちゃいました。
よーし、それじゃあ勝負は3セット目だ! と意気込んだのですが、朝の開会式をサボって小体育室でアップをしてた私は大事な情報を知らなかったのです。
なんと、予選リーグは時間の関係で3セット目を省略する事になってたんだそうで。
1セットと2セットの得失点差で勝負を決めるってルールだったんですが、スコアは21-16と16-21のタイ。
どーなんの? とガヤガヤし始めましたけど、そういう場合にも特別ルールが用意されていたのでした。
1試合目の得失点差が適用されまして。

NGチームも1試合目はJOTOとしてましてね。私らK町チームもJOTOに楽勝だったんですが、NGチームはもっと楽勝してたんですよ。
って事で、残念ながら私らは予選敗退。
やあ、痛いですなあ。
ゲームには負けてないのにルールに負けちゃいました。

まあ…正直言って、3セット目をしてても分が悪かった気もしてるんですけどさ。
私を含めてオッツァンたちってば、スタミナ切れで集中力が落ち、動きも鈍くなってましたからね。
密かにそうは思ってても、でもやはりなんだかスッキリしない敗退の仕方でした。

さて、準決勝へ勝ち上がったNGチーム。
対戦相手はSK町。
このSK町、ここは市制が敷かれた時からの古い町で、正真正銘の旧市街地です。JOTOと同じで、若い人なんて少ないですからさ、何年か前に対戦した時は私らも軽く勝った記憶がありましたが、今年はラインナップをごそっと取り替えての参戦でした。
あの界隈、近頃はばんばん新しくマンションが建ったからでしょうか、なんだか凄いメンバーを揃えて来てました。
元Vリーガー、国体経験者、そして謎の2m男という3人の平均身長が190cmオーバーなんてのを前衛、中衛に配置してきましてね。

この国体経験者ってのは、私の中学、高校の1コ先輩です。彼も身長が186だったかと記憶してますが、私なんかから見れば、普通にでっかいですよ。
それが他の二人の間に入ると小さく見えちゃいますからね。
9人制なんですけど、この3人でゲームしてました。

謎の2m男ってのも、かなり練れたバレーボーラーである事はプレイの所作を見てすぐに分かりました。
なんでその大男が「謎」なのかと言いますと、彼がどこの誰なのかを知ってる者がいないんですよね、不思議な事に。

それだけ目立った体格をしていて、バレーの修行もかなり積んできてるのはすぐ分かるのに、今年突然この大会に現れて、名前も知られてないなんて普通はアリエナイ。
「ありゃ一体誰よ?」となりますわ。

彼らを見てると、やっぱバレーって身長でやる競技なんだってのがつくづく分かりますよ。
ほとんど跳ばなくても(我々チビどもの)ブロックの上からスパイク打てて、それも大して鋭いスイングじゃないのに腕に質量があるからいちいち豪打ですよ。

チームには弱点もありましたよ。
後衛の3人はレベルとしては正直言って平均以下のプレイヤーでしたから。
そこへ球を集中させる作戦に出るのはNGチームとしてはセオリーですよ。
ところがね、その弱点のはずのプレイヤーへボールが届かない。
前衛と中衛で仁王立ちする3人組が全部処理しちゃうんです。
でかいのに守りもツナギのプレイもきちんとできる。死角なしです。

これには我々に競り勝ったNGチームもお手上げ状態でしたねえ。
なす術なく1セット目は軽く捻られちゃいました。
もうゲームへの興味もなくなっちゃいまして、敗退した我々としてはさっさと帰宅したかったんですけど、残念ながらそうもいかない。
ナゼナラ、敗退チームは次の試合の審判、ラインズマン、スコア係なんて仕事をしなくちゃならんのですよ。
別のリーグでそのSKチームにやられたチームのひとつに私の高校の時のチームメイトもおりましてね。彼もとても仲のいい友人の一人ですが、彼と並んでスコア係をしながら、もうおもしろくなくなったゲームについて「あーだ、こーだ」とベラベラお喋りするくらいしか楽しみがないかと思われておりました。

ゲームの流れが変わったのは2セット目の中盤。
事件は現場で起きるんですなあ。
おもしろくなった! と言っては不謹慎ですけども、なんと謎の2m男が足首だかなんだかを捻ったらしく退場しちゃったんですな。
すると残り二人への負担が増えるのは必至。
今度は元Vリーガーも(多分古傷の)脚のどこかを痛めて、動きの精彩を致命的に欠き、私らの先輩が孤軍奮闘する形になってしまいました。

いやいや、重ねて不謹慎である事は承知で申し上げますが、俄然ゲームがおもしろくなってまいりました。
そしてゲームをひっくり返し、NGチーム勝利。決勝戦へと駒を進める結果となったのです。

そこで帰宅しちゃいましたが、あとで結果を聞くと、
そのNGチームも決勝で敗れちゃったそうです。
それでも準優勝ですから上々な日曜日を過ごせたと言えるでしょう。

してみると、準優勝したチームと互角に戦い、結局は負けなかったんだから、私らも準優勝と等しいと言えるわけだよねえ…
なんて会話が、その夜の直会(お疲れさん会ですな)で繰り返された事は言うまでもないって事で^^


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