わたコちょ! 筋肉痛サイコー

わたコちょ!

伸び悩むdefD。果たしてもっと泳げるようになるのか?

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筋肉痛サイコー 9

ようやく最終稿。
ついでだからもうひとつネタを書いちゃいます。
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よく「超回復」って言葉を耳にされると思うんです。
私も結構何気なくこのブログで使ってますし、このシリーズでも何度か使ってますね。
ちょっとでも筋力やトレーニングに興味がある方だったら、常識的な言葉とも言えます。

これについての説明が載ってる本やサイトを見ると、多くの場合、少しずつ右上がりになっていく波形が描かれているグラフっぽい図で説明してあります。
トレーニングをすると一度筋組織が破壊され、筋力・筋量が低下するが、休息と栄養をきちんととると一回目のトレーニング前より筋力・筋量が増加する現象が起きる。
その状態で二回目のトレーニングを行なうと、再び筋組織が破壊され、その後さらに二回目のトレーニング前以上に筋が発達する。
その現象を「超回復」と呼び…云々。

反対に十分な回復をしていない状態でトレーニングを再開すると、トレーニングすればするほど筋レベルが落ちてしまう…云々。
これがいわゆる「オーバートレーニング」な状態と言えます。

まあ、筋肥大を狙ってトレーニングする人には常識ですよ。

なんでも私の生まれた頃にソ連だか東ドイツだかの偉い先生が、この現象を発表したとかって事らしいので、もう決して目新しい理論とは言えない。
当時の論文(当然日本語訳にされたもの)とか読んでみたいですけど、とてもお目にかかれそうな気がしないです。
その現場でも当然実験が繰り返されて、結果を整理したものでしょうし、その理論の基に数え切れないほど多くのアスリートやビルダーが筋を育ててきたのでしょうから、もちろん私などがそれを否定などできるはずもない。
それどころか、私だってほぼ盲目的に「超回復理論」を信じきって実践してるわけです。

私が「でもなんだかなー…」って思うのは、その「超回復」って言葉の響き。
なんだかすごく胡散臭くないですか?
元はなんて言葉だったのか気になります。
英語でも「Super-recovery」なんですかね? Over- とか?
もうちょい気の利いた訳はなかったんでしょか。

や…ダメだ。私は全然思いつけない。
「ほんの少しだけ上乗せを期待できる筋同化作用」くらいしか思いつかないです。
してみると「超回復」は名訳なのかなあ?


さて…ってなことで、終わりましょうか。

私は相応の運動をした後には筋肉痛が起きてもらった方が何かと便利なようでして。
痛みがピークを迎える前後12時間くらいは運動能力はもちろんですが、それだけでなく、活動意欲とか活力レベルみたいなものが明らかに低下するんで、やはり決して「最高!」などと言って歓迎しませんけどね。


どうでしょう、筋肉痛についての大まかな事をお伝えできたでしょうか?
また、単に私の推論だけであったり、実験・検証をしたとしてもサンプル数が私一人というお寒い状況のほか、言葉や説明の不足してる部分、また反対に余計な事を書いてる部分も多々ありますけどもご容赦くださいませ。

そして、書き手側としてこんな事を最後に書くのはある意味ルール違反ですが、どうか完全な鵜呑みはされませぬようご注意ください^^
と言うのは、
今回、私が昔から信奉していた知識のチェックと補強のためにネットで論文や、図書館、本屋さんで書籍、雑誌をアレコレと漁りましたが、モノによっては180度違うことが書いてあったりもしました。
運動生理学の分野についての研究の進み具合は20年前と較べ、ずいぶん進歩したような気もしますし、遅々たる歩みのようにも思えます。
はっきりした事はまだまだよく分かってないって部分も数多く、今日の常識が明日は完全否定されてしまう事もあるような印象を受けました。

ですから、今回は筋痛やトレーニングに関して一応はイマドキのマジョリティ的な事を選択してここに書いたのですけど、半年後にはまったく違うやり方、現象が常識となっている事も十分ありえます。
そこら辺はひとつご理解いただきますように。
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筋肉痛サイコー 8

もうちょっとで終わりですけど、もうちょっと続きます^^
いきなり前回の文を受けて始めるので、よければ7の終わりを
読み直してもらえるとすんなり入れると思います。
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ただですね、どれだけキツイ筋トレをしても、中にはDOMSを感じない人もいらっしゃるそうで。
「バーン(灼きつき)感」はトレーニング中やトレーニング直後に感じてもDOMSにはなった事がないって人。
どういう仕組みなのか、ちょっと分からない。
オールアウトするまで追い込めてないんじゃないかと疑念も起こりますが、バーン感があるって事は、それなりの負荷はかかってるって事なのかなぁ、とも思ってみたり。

個人的には実は「バーン感」ってのはあまり感じたことはないんです。 と言いますか、どんなのを「バーン感」って言うのか解ってないんだと思います。
そこが分からないから「ホントに追い込んでるの?」って思うんでしょう。

王道的なやり方はどうか知りませんけど、私は規定回数、規定セットを終えた後に「追い込みセット」をしてます。もちろんネガティブ(伸張性収縮)メインで、やった直後は肘を曲げるのも億劫なくらいになります。
たぶんこれをしなかったらあそこまでのDOMSには毎度毎度はなんないとも思います。

DOMSの発生する仕掛けとしては
何度か書いているように、負荷をかけてできた筋の細かな損傷を修復する過程での炎症反応と言われてます。
筋がダメージを浮けると痛みを感じさせる物質(セロトニン、ヒスタミン等)が産生されるが、筋組織自体はその物質の受容体を持っておらず、受容体がある筋膜までそれらの物質が届くと痛みを感じるのである、
ってな説明をネット上では多く見かけます。元々のソースはひとつなんでしょうけど、どこがオリジナルなのかは判定不能です。
なるほど、それで痛みが起きるまでに時間差ができるんですな、などとつい納得しかけてしまいますけど、さーてね。
でもとりあえずは説得力のある説明に思えるんで、当面はそれで憶えておきましょか。

ですから、その説で言えば、微細なダメージを筋が負えば、痛みを発する物質が出てくるわけですから、DOMSは起こって当たり前なんですけどもね。
だからDOMSにならない、って言われても私にはちょっと分からない。
トレーニングレベルできちんとオールアウトまで追い込めているのならば、失礼な言い方ですが……鈍感…… なのでは? としか申し上げられないです。

もちろん、コントロールしてDOMSにならないようにしてるんだ、っていう筋トレ上級者の方は別ですよ?

筋肉痛サイコー 7

現在はどうかと言いますと、今も現役プレイヤーとして週に一度の練習に参加してますが、インターバルも一週間ならDOMSとは縁がないようです。時折参加する大会でメンバーが足りなくてフル出場なんて事をしますと、やはり多目のアドレナリンが噴出し、いつもより高めにジャンプし、強めにスイングしちゃうようなのでちょっと痛くなることもありますが、ま、穏やかなもんですよ。
それらの事を考えてみますと、やはり筋にあらかじめ負荷を与えておき、「慣れ」を体験させておくというのはDOMSに対しての有効な予防法であると思うんです。

ですが一方では、じゃあ筋トレ後に必ず起こるDOMSは一体何なんですか? って矛盾があるんですよ。
毎度毎度のこの体中の痛みはDOMSではないのか? と。

やはり一発一発に与える負荷が遥かに高い場合は話が違うんでしょうね。
バレーのスパイクやブロックで跳び、着地する行為は1セット中でも何十回にもなるわけですが、現在組んでいるメニューの筋トレは1セットで10回が限度な負荷に設定してあるわけで、加重を増やした日などは10回すらできないようなほどの高負荷ですからさ。
(1回しか発揮できないほどの全開出力を100とするなら、筋肥大のためには10回反復できる重量に設定します。全力の80%程度と言われてます。)

上で触れた筋トレシーンにおける「DOMSの起きない具体的な方法」ってのは、少なくとも私にとってはまるで現実味を感じません。
「筋を高負荷で慣らしておけば、DOMSにならない。なってもごく軽い症状」…?
ハァ? そんなワケがあるかよ、と私は言いたいですねえ。

たしかにバレーボールという現場においては納得できますが、もっと一回一回の負荷が遥かに高い筋トレという場においては当てはまんないと思いますね。

一度話をずいぶん前の展開に戻しますけど、
皆さん、水泳をやってて強烈なDOMSに陥った事あります?
少々ハードなメニューを組んで、遅発性ではない筋肉痛、「即発性筋肉痛」は感じた事があるかも知れません。これは私もよく感じます。
筋肉痛というより個人的には「強い疲労感」と表現した方が的確かな? いわゆる「乳酸」が溜まってる状態ですよ。ストロークやバタ足を続けるのが苦痛になります。
でも、それは練習を終えたり、少し長い休憩を取れば治まりますよね。
練習を再開すればまた同じようになりますが、とりあえずは生活そのものに影響を及ぼすようなほどは長く引きずりません。

で、DOMSはまず起こらないんじゃないんですか?
私は水泳が原因のDOMSは経験したことないと思いますよ。いちいち心に留めてないですが、多分。
水泳にはまるきっかけのひとつになった日赤の水上安全法救助員の講習を受けた時にはなったかも知れません。まともに泳げもしないクセにいきなりあの厳しさの講習を受けちゃったんで、あるいはDOMSになったような記憶もあります。
ただ、あの講習は泳ぐだけじゃないですからさ。力いっぱいしがみ付いてくる要救助者役を、それ以上の力で振りほどく訓練や、プールサイドに溺者役を引き上げる訓練なんてのもあったんで、DOMSが起きたのだとしたら、おそらくはそれらが原因かと思います。

だから、ある意味バレーと同じなんだと思うんですよ。何十回も繰り返せるような、ひとつひとつの動作の強度が低い運動の場合は、筋が慣れたらDOMSは発症しない。
「筋持久力向上目的」までの範囲なのではないでしょうかね。

でも、それを超えた範囲、つまり「筋肥大目的」以上のトレーニングをすれば、筋が慣れるなんて事もなくDOMSとなると。
筋が慣れ、DOMSが起きないようになっちゃうと、それはもう「筋持久力向上目的」のトレーニングであると、言っちゃってもいいんじゃないかと。

って事で、「筋肥大」~「最大筋力向上」のためには、やはり私は「DOMS必要派」に身を置きたいと思うのです。
どれだけの負荷を与えることができたかを確認するためのモニターとして。
また、どれだけ筋疲労が回復したかを見極める目安として。

筋肉痛サイコー 6

さーて、新たな展開に進んでみましょうか。

何日か前、このシリーズで遅発性筋痛も起こらないような強度の低い運動じゃ、筋の発達は起こり得ないはずであると、えらく自信たっぷりに言い切ってますが、
実は、必ずしもそうでもない、というレポートもあるんですね。私が書いたような事は既に石器時代の認識であると、さらりと斬り捨てられちゃってます。

DOMSが起きる必要はない。起きないように行なうトレーニングであれば、当然の事ながら体の痛みに耐える必要もなく、モチベーションを高く保ち続けやすい。
また、DOMSの原因として筋細胞レベルの微細損傷を修復するための炎症反応があげられるが、その過程がなくとも筋の発達がみられるという検証もされている。

ってな感じ。

ちなみに、その具体的な方法論としては、
まず、強度の高い伸張性収縮を2~3reps(簡単に言えば回数の事です。つまり2~3回)だけ行い、軽いDOMSを経験させておく。
その軽いDOMSが治ってからなら、同じ強度の運動を10や20reps行なっても、もうごく軽いDOMSにしかならない…とかなんて書いてあります。

いやあ、これについては個人的には果たしてどうか? と。
体験的に理解できることもあるし、いやしかし、って部分もあります。 「いやしかし」の方が強いんですけどね。

理解できるのは、少年と呼ばれていた頃から現在に至るまでやってきたバレーに関してですかね。
大学生まではほぼ毎日練習してました。特に高校生の頃は練習時間が平日でも5時間近くあり、当時でも明らかにオーバーワークだと思ってました。県立の普通科高校としては異常な気さえしてました。当然帰宅したら夕飯の前に風呂を浴びますが、ほぼ必ず浴槽で寝てました。勉強もした記憶がありません。自慢じゃないですけど成績も悪かったです。
まあそれはオーバーワークと知りつつも、強くあり続けたいと自分たちで望んでいた事でもあったので、十分に納得してたわけですが…
筋疲労そのものは、このシリーズの最初の頃に紹介した通りそりゃすごかったですよ。
一番元気な時分なのに毎日ヘヴィな倦怠感を引きずって登校してました。これも自慢にならんですが、朝になっても体を動かすことができないほど辛い時もあり、時折は授業はサボって部活が始まる頃に登校! なんて荒業もしてましたっけ^^

それはさておき、それだけ筋肉を酷使していたのに、DOMSというものにはあまり縁がなかったのです。
さすがに定期試験の1週間前からは部活も休みでしたが、それが明けて10日ぶりくらいに練習を再開してもDOMSになった記憶がありません。
高校3年間で唯一DOMSを体験したのは、卒業式後に行なわれる私たちの追い出し試合の後ですかね。まあ、それは現役引退してから半年以上経ってますからさ。

すんません、思い出話なんか退屈でしょうが、ひとつ自慢(?)させて下さい。
その「追い出し試合」ってのは現役世代がチームを引き継いだ後にこれだけ練習してこんなに強くなりました、先輩方、よーく確認して、安心して卒業して行って下さいって趣旨のイベントなんです。
どこでもあると思うんですけども。
つまり、現役チームが引退チームに引導を渡すセレモニーってわけですよ。そうなるのが当たり前なんですよね。
私らのひとつ先輩のチームってのは、現役当時は鬼のように強いチームで、県内でも三冠、近県のベスト4クラスが集まるブロック大会でも準優勝と輝かしい戦歴を誇ったチームでした。運悪く彼らはインターハイには出られなかったんですけど、出てたら私たちよりいい成績を残せただろうにと今でも語り草です。
そんな鬼たちであっても、半年のブランク後には私たちがきっちりと追い出して差し上げました。

でもねえ、私たちは追い出してもらえなかったんですよ。
そりゃその時はいい気分でしたけどね。練習もしてないのになぜか私自身も絶好調でしたし。でも卒業してからもガーガー説教くらうとはヤツラも気の毒ですが、私らも後ろ髪を引かれる思いでした。きちんと伝えられなかったかと残念でした。
ま、結局自慢ですね^^ 失礼しました。

申し訳ない、横道から復帰します。
で、その追い出し試合の翌日から数日間、私は歩行困難なほどのDOMSに襲われました。
バレーボール程度の運動強度でも、すっかり緩んじまってた全身の筋肉が強烈にぶっ壊されたんでしょうねえ。 あれほどのDOMSは後にも先にも経験した事がありません。肉離れを起こしちゃった? って思うくらいでしたもん。

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今日は昔の自慢話で終わっちゃいましたねえ。
すんません、もうその流れは終わりですんで^^

筋肉痛サイコー 5

えー、話は変わり、先に書いたアクセルとブレーキの話題ともリンクしてますが、
筋肉を発達させる作用ってのは一種の生体的防御反応とも言え、以前に受けた刺激で筋肉の細胞が(細かいレベルで)破壊されちゃったんで、次に同じ程度の刺激があっても耐えちゃうもんね! だからこの前より少し強化しちゃう! っていうモノなのだそうです。
いわゆる「超回復」ってヤツですね。
それの繰り返しでちょっとずつ筋繊維が太くなって行き、半年くらい継続するとようやく見た目にも変化を感じられるようになると。
でも、せっかく超回復が起きて以前よりほんのちょっとだけ逞しくなった筋肉も、それから1ヶ月とかほっとくとどうやら油断しちゃって、普段の生活に最低減必要なレベルまで緩んじゃうのが普通なのだそうで。

ですからさ、サメみたいなもんですよ。泳ぎ続けなきゃ呼吸ができないサメ。

トレーニングを継続しなきゃ力が低下したり弛んだりする筋。やめても死にゃしませんけどね^^
でも、マッスルメモリーってのもあるらしいですよ?
一度鍛えた筋はたとえ衰えても、もう一度鍛え直すと衰える前の状態に戻るのが早いとかって。
個人的には感じたことないです。全然。それだけ筋肥大の才能がないんでしょう、私は。

それ故にかどうかは分かりませんが、私はそれほどボディビル的な憧れが強い方じゃないですし、かなり純粋に水泳上達のためと思って筋トレを継続してるんですけど、それでもやっぱ男の本能なんでしょうかね、近頃ではたまに鏡に映る上半身とかを見るとついニンマリしちゃう事があります。
以前は完全否定してましたけど、近頃は多少意識も変わってきたかもしれません。張り出してきた筋を見るとやはり継続させるモチベーションのひとつになっていると思います。
ちょびっとはボディビルのコンテストとかに出る人たちの気持ちも分かるような気がしてきました。
まああそこまでナルシシズムには浸れませんけどさ。

しっかし、コンテストに出たり入賞したりする人たちってどんなトレーニングや生活をしてるんでしょうね?
私なんか一年かけてようやくほんのちょびっとだけ筋肥大があった程度ですよ?
二の腕を私の太腿より太く育てるのに、アンタ方はどんだけ惜しみなく労力を傾けたんだ、と聞いてみたい。
とりあえず、そんだけの体躯があるんなら、人に見せるだけじゃなくて、重量挙げとか陸上の投擲種目とかに挑戦すればいいのに。
あれだけの肉体があるんだから、きっとそれに応じたパワーがあるはずなのに。 私が知らないだけで実はやってたりするのかなあ?
「ボディビルのために鍛えてきましたが、実際の競技力はいかほどのものか試しにやってきました」なんて人が普通にいないのが不思議でたまんない。
ある程度スキルを学べば、多くの競技でそれなりの好成績を残せると思うんですけどね。そうすれば「ビルダーの筋肉は見せかけだけ」なんて陰口も叩かれないのに。
一度そんな口の悪いヤツラをまとめて黙らせてやればいいのにって思いますよ、マジで。

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ちょいと閑話休題的な感じでしたね。
ってことでまだ続くんですよ^^

筋肉痛サイコー 4

……さて続きを。

いきなり少し横道に入りますが、ジャンプ動作そのものは「短縮性収縮(“コンセントリック”または“ポジティブ”という表現もよく使われます)」って作用で跳びます。で、着地の時のクッションは「伸張性収縮(“エキセントリック”または“ネガティブ”という表現もよく使われます)」で行なう。
懸垂運動ですと、体を持ち上げる動作が「短縮性」で、しばらく持ち上げたままアゴをバーに付けたままの状態で我慢するのを「等尺性」。そしてゆーっくりじわーっと体を下ろす動きが「伸張性」です。
いきなり新たに「等尺性(収縮)」って言葉を使っちゃいました。カタカナでは“アイソメトリクス”と言います。でも語感と照らし合わせるとイメージは伝わると思いますんで、あまり余計な説明はしないでおこうと思います。
で、どれが筋肉にダメージを大きく与えるかと言うと、圧倒的に「伸張性収縮」。発揮できる筋力も強いんですけどね。
筋肉に伸張性収縮をさせなかったらDOMSも起こらないとまで断言する方もおられます。 私はそんなこともないって気がしてるんですが、試したことがないのでなんとも言いません。
試す方法はもちろんあります。足のつく鉄棒で、体を持ち上げるだけの運動をして、上にアゴがついたらさっさと手を離す。これを規定回数繰り返せば短縮性収縮だけを体験できる事になりますが、今の時期はその実験で筋力を使うのはもったいないので、それをするのはもう少し先になりますか。
どなたか有志の方で試していただいて、レポートをしていただけば喜びます^^

ただ、筋トレの基本中の基本に戻りますが、DOMSが発生しないような強度の運動じゃ、理論上(あくまでも現在主流の理屈上)では筋の発達はほとんどないはずなのです。

ちなみに、短縮性収縮ってのは「Action!」な動作で、伸張性は「Break!」な動作だってイメージすると分かりやすいかと思います。
これについてもおもしろい記述がどっかにあったな。
「垂直跳び」って体力測定の検定種目がありますが、全力を発揮しても50cmしか跳べない人だって、1mの高さから床に飛び降りても普通に衝撃を脚で吸収できるのが普通である、と。
つまり、ブレーキ動作ってのは、アクセルな動きの倍以上の力を発揮できるようになっている。身の安全のためにうまいことできているものだ、と。

さて、主に伸縮性収縮が筋にダメージを与え、その先で筋力をアップさせる作用があるとして、さてプールにおける水泳の動作において、筋が伸張性収縮をする場面がどれほどありましょうか?
ほとんど思いつきません。 強いて言うと、壁にタッチする時に勢いを緩和させるための腕のクッションくらいでしょうか? 

いや、中には延々ゆっくりと泳いでただけで、大胸筋、広背筋を中心に、泳ぐための筋が発達する人もいるのを知ってます。
それは否定しません。けど、そういう人はそういう素質がある人ですよ。うーん、私も数多くのサンプルを扱ってきたってわけでもないんで、言い切っちゃうとマズイような気もするんですが、そういうタイプは例外的ってヤツだと思うんです。
私などは筋を肥やす素質にはあまり恵まれてない体質のようですから、水泳だけやっていてもほとんど体格には影響がないはずです。
あ…ちょびっとだけ体格に変化があった事実を思い出しました。
泳ぎ始めて4~5ヶ月くらい経った頃に気づきましたが、まだウェイトトレを取り入れてなかったですけど、久しぶりに腕を通したスーツの胸周りがちょっと窮屈に感じた事がありました。
見た目には全然変化はなかったですよ。たまたまぴっちりタイトに作った背広だったんで気づいたと思います。
だから私のように筋肥大をさせる素質の少ない者でも、理屈に反して水泳だけで多少は筋を増加させることができるのを認めます。認めますが、でも、鏡に映して「あ、ちょっと変わった」と確認できるようになったのは、やはりウェイトトレをし始めた後です。

大きな大会などに出てくる選手は総じてすごい体つきの人ばかりですから、一般的には水泳って競技を続けてると筋肉質な体格になると思われがちですけども、そんなケースは少ないはずですよ。例外がある事は認めた上でもう一度言いますが、理屈では普通はないはずです。
あの体格のほとんどがウェイトトレーニングの成果であるはずです。

ウェイトトレによってできること。
まず第一に筋肥大ですよね。
水泳するには主要な筋を大きくして悪いことはほとんどないです。
上記の通り、重力の影響下になければ、筋肉が増え体重が少々重くなったとしてもマイナス要素とはなりません。
水泳競技にスラロームがあれば別ですが、そんなこともありませんし。
マイナス要素としては、投影面積の増加は確実にありますから、多少は抵抗が増えるかも知れません。でもそれは筋力が向上する事に較べれば微々たるマイナスかと。

更に体幹の強化。
スキルにはこちらの方がより密接に関係があります。
体幹の強化はフォームそのものの安定につながりますから。これは大抵の競技、スポーツに共通して言える事です。

って事で、より速く泳ぐためにも楽に泳ぐためにも、個人的には泳ぐ時間が少々削られても、体を造るトレーニングの優先度を高めにしておくべきかと思ってます。
スタミナ、筋持久力はいずれはもう少しは高まるでしょう。泳ぎ続ければね。
だけど、当然ながら加齢も確実に進行してますし、トレーニングの強度も次第に上がってきてるんで、DOMSから回復するまでに一層時間がかかるようになっちゃってます。
もう週に一度しかできないと思います。やがては一週間経ってもDOMSから回復しなくなる日が来るかもしれません。
でもさすがにもうその頃には力で泳いでやろうなんて発想からは抜け出てる気がします。何年先か分かりませんけど。

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もうちょっと続くんですよ。
ダラダラとすんません。

筋肉痛サイコー 3

ようやく続きです。

えーっと、
DOMSが治るまでに時間がかかるようになったとしても、ボディビルディングそのものが目的なら、タイミングを見計らってそればっかりやっててもいいですけど、筋トレってのは本来は何かの競技のための補強ですからねえ。
DOMSが本来の目的のための練習を阻害してしまうようじゃ、しない方がマシなんじゃないかって思ったり思わなかったり。
原則的には筋を鍛えるより、競技に必要なスキルを覚えるほうが大事ですから。

上記の通り、私の場合はトレーニング後48時間近くは水泳するのもバレーするのも億劫に感じますからさ。その後も48時間は本来の練習ができなくはないけど、発揮できるパフォーマンスは決してベストではないですし。
だから私も今の水泳の技術レベルくらいでうろうろしてるくらいなら、下手にパワーで泳ごうなどとは考えず、もっと実際に泳いで、泳ぎ込んでという方向で練習するべきって考えもあります。
特に私の場合はもっとエアロビクス系の能力を高めたり、筋持久力を強化する方向性もとても大事なんですよね。それには筋トレよりもプールに入った方がいいのは当然。

しかしながら、その真逆な上達の仕方というのもよく知ってるんですよ。
パワーがないと身につけられないスキルもたくさんある。
メインの競技の練習だけやってたんじゃ、必要な筋力を得られるまでに時間がかかり過ぎます。
殊に水泳の場合はいくらハードに泳ごうが、水の抵抗なんて筋肥大、最大筋力向上のためにはほとんどならない。
何十回も同じ動作を繰り返せる程度の抵抗じゃそういう意味での筋トレにはなり得ないのです。

そう、もうひとつ大事なことがあった。
上半身をもう少し筋肥大させると、私の場合は水面でのバランスが劇的に改善される計算もあるんです。
伏し浮き、背浮きの事ですけど。
ざっと計算しましたら、上腕、大胸筋、広背筋、この3つの筋とこれらに衛星的に付随してる小さな筋群のトータルの重量があと400g前後重くなると、私に関しては伏し浮き、背浮きが完全にできるようになるはずです。
技術的な解決より力学的な解決が占める割合がはるかに多いです。
大きな声ではまだ言えませんが、実は伏し浮きに関しては、かなりいいセンまで来てるんです。
背浮きについてはまだ解決への道はもうちょっと遠そうですけど。

だから、私にとっては筋肥大ってのは水泳上達のための最も近道だろうと考えてるんですよ。

あ、それとちょっと前へ戻って、なんで「殊に水泳の場合は」と特定したかと言いますと、水泳は実質的に重力の影響下から開放されるスポーツだからです。
例えばバレーを挙げますが、ジャンプして着地した時に脚部にかかる衝撃はすごいですよ。それを主に脚部の「伸張性収縮」という筋肉の作用で受け止めるわけです。

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ちょいと佳境に入ったところでまた次回^^
サビ部分はもう少し先かな?

でも、伏し浮き、背浮きへのこういうアプローチは我ながら斬新だと思うんですけど。他にこういう方向からの解決が書いてあった事あります?

筋肉痛サイコー 2

さて、
今のところはDOMS(遅発性筋痛)に対して即効的なクスリや食品がない以上、結局は自分の体の代謝力が壊した筋の回復をしてくれるのを待つしかないワケです。
もちろん、昔の私が愛用していたサロメチールやそれに類したモノでいくらかは治りを早めることはできるんだと思います。血行は良くなるはずですから。
ここ10年くらいでよく耳にするようになったインドメタシン、あるいはフェルビナクなんて成分が配合されているものは、私が愛用していた初期型(?)サロメチールより炎症を抑える働きが強いことは間違いないようで、どうしても痛みが我慢できないとか、痛みで生活や趣味に支障が出るって言うんであれば、使用もやむなしとは思いますけど、外用薬と言えどもクスリはクスリですから、まったく副作用がないはずがなく、その辺はあらかじめよく理解してから使うべきかと思います。
まあ、私がその昔にやってたような使い方はあまり推奨されないって話ですね^^

アリナミンなんとかも効くって人もいますね。たしかに効能を謳っている製品もありますが、個人的にはあまり効いたと思ったことがないんで、これ以上の言及は避けます。

普通にほっといたらDOMSってのがどれくらいの期間で治まるかなんてのは、皆さんもご自分の経験上、大体分かっておられるんじゃないかと思います。
与える運動強度によっても、個人によっても、そのコンディションによっても、また休息や食事の摂り方によっても差がありますので、一概には言えませんけど、現在の私の場合は先日記事で書いたように、運動から16~18時間後くらいに痛みを自覚し始め、それから12時間くらいの中で痛みのピークを迎え、徐々に治まりつつ、運動から48時間くらいで痛みを忘れがちとなります。
しかしその後24時間は疲労感を引きずり、体感としてはさらに24時間程度かけて運動前のコンディションに戻るって感じです。
正味四日間かかっちゃいます。

効率よく筋トレするなら、次のトレーニングを行なうのは、筋痛がひき、疲労感もほぼ消えたそのタイミング! というのがよく言われている説ですかね。
よっしゃ! ってそのタイミングでまた筋肉の破壊に勤しむという…
Mってヤツでしょうか(笑)

また、若干は筋疲労が残っている状態で次のトレーニングをするのがベスト、って説もあります。
こっちの方がもっとMですね。

どちらを信じてもいいと思うんですよ。
個人的感想としては50歩100歩かな、と。結果的にそれほど大きな差はないと思います。

私は今でしたら(日曜夕方のトレからおよそ66時間、つまり2日と3/4日くらい経過中)ずいぶん筋痛も治まり、多分やろうと思えば今日の夕方にはできると思います。でもまだかなりこわばってますし、モチベ的にはそれほど高まりがない。
そういう精神状態で臨むより、疲労感がもっと抜けてヤル気も復活するはずの明日の夕方にした方が効果は高いと思ってます。

明日の晩も泳ぎに行こうと思ってるんでしないですけどね。で、結局次の日曜になるわけで。


ところで、加齢するにつれて、DOMSが起きる時間が遅くなっているって誰でも感じたことがあると思います。
世間話的にもよく使いますよね?
「若い時は翌日すぐに筋肉痛になったけど、近頃は二日か三日しないと筋肉痛にならん」とかって。

でも、どうやらそんな事もないらしいですよ?
強度の高い運動をすると、DOMSが発現するのもやはり早めなのだそうで、発現するのに時間が掛かるものってのは実は本人が思っているほど高い強度の運動ではなかったってのが種明かしだってえ事です。
幼い時、若い時ってのは無意識に無茶な筋の使い方してんだよ、と。
ちょっと無理のある説明であるような気がしなくもないですが、それは私も体験的に思ったことがあります。

しかし、DOMSが治る時間ってのは、やっぱり加齢とともに遅くなってきてるんじゃないですかね?
明らかに代謝が落ちてますもん。
DOMSがひくまでに時間がかかってると思いますよ。若い時より。

それと5歳くらいまでの子供にはDOMSは起こらない、って話にも興味を惹かれました。
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