わたコちょ! Bike

わたコちょ!

伸び悩むdefD。果たしてもっと泳げるようになるのか?

  

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疲労とはこういうことか

で、土曜日、いつもより早めに帰宅しまして、バイクトレに出かけられる準備が調ったのは午後3:30。
自分の体に問うてみるに、少々腹が減って血糖値がちょっとやばそう、って事と、Brのキックの引っ掛かりがいい感じだったので、膝にいくらかぎこちなさを感じていましたが、士気はそこそこ盛り上がっていたので、予定通り出発。

目的地は先日オイラの整備ミスのせいでバイクのトラブルを招いてしまい登りきれなかった峠です。 リベンジマッチです。 
30歳になるちょっと前の頃でしたかね、脇腹から背中へ向けての腰の辺りに、皮膚でもない筋肉でもないポヨンとした物体が寄生したのは・・・
人生でオイラが最初に意識した自分自身の贅肉です。 その頃もまったく運動不足って事はなかったかと思いますが、とは言いつつ、やはり現在の方が何倍も運動してるよな、とは思います。
お陰でこの数年で腰周り、お腹周りの皮下脂肪は相当薄くなったんですけど、やはり最初についたポヨンがなくなるのは最後なんですね。
こいつをちょっとでも削るなら、4000m泳いですぐのバイクかな? などとも考えまして。

しかし、これは失敗でしたね。
有酸素運動で体脂肪を燃焼させるには、ある程度の糖質も入れておかないとあまり効果的ではないんですよね。
脂肪だけ燃えるって事はないんだから。
理屈では分かっているのに・・・

それにしても糖質不足ってのはパワーが出ませんなあ。 水泳の練習を終えてすぐとは言え、走り始めて20分ばかり経った頃だったかな? ペダルを回すのがいつになく大変な事に気づきました。 アベレージ25km/hを保つのが恐ろしく難しいのです。

近頃オイラ、ペダリングするのに「引き足」ってのを練習してるんですが、これを意識するとパワー不足が一層顕著になりました。 ハムストリングスを収縮させられないんですよね。 ハムの鍛え方は他の部位よりだいぶ甘いですしね、ペダルの回り方がすごくギクシャクした感じでした。

いつもの某大社さんの鳥居を過ぎて、道の勾配が一段きつくなる頃にはスピードがガクンと落ちて、マジでスタミナの枯渇を感じました。 
土曜日はこれまでと違うシューズを試したんですが、これのトゥクリップ、ストラップとの相性もあまり良くなくて、それもペダリングを邪魔してた一因だったんですけど、なんだかつま先の方がどんどん冷たくなって、終いには痺れてきたりなんかして・・・

お天気はとってもバイク日和だったんですが、夕刻も迫り多少気温も下がってはいました。 ですが、緩いとは言え何キロもの上り坂ですぜ。 とっくに時速20kmも保てなくなってましたけど、心拍数は150bpm以上。 そんな状態の時に足先が冷たくなるなんて!

なんとかこの前フリーホイールのトラブルに気づいた場所を過ぎ、ラストの峠道も登りきりましたけど、湧き水で顔を洗ったらさーっと体温が下がって汗も引いていくのが分かりました。 恐るべし、低血糖!

運動、補給、休養。 やっぱトレーニングってのはこの3点でセットなんですねえ。


とりあえず峠で一枚
CA3E0275 加工

で、オイラが顔を洗わせてもらった湧き水を貯めるマスなんですが・・・
CA3E0273 湧き水
このマスの上にはミニな滝がありまして、その水がここに注いでるわけです。
で、ここからなんとも不思議な鳴き声がするんです。 音源は少なくとも4ヶ所。 種類は特定できませんがとてもカエルっぽい「クワックワッ!」あるいは「グァッグァッ」って感じです。 何か小動物であるのは間違いないと思います。
一応はケータイで録音してきた(動画と音声両方)んですけど、ファイルをPCに転送したりエンコードする手間が面倒なのですんませんが省略です。 ケイタイのファイル形式がなんだかヘンチクリンなんだもの。 ま、また機会がございましたら・・・
(昨日、この動画をアップロードしようかと思った際に、やたらめったら時間が掛かったので途中で放り投げてしまいましたが、一晩経ったらサービスの方で変換ができてたようです。 なのであらためてアップします。
恥ずかしいんですが、前半、オイラの息遣いが録音されちゃってます。 その部分を編集でカットしようとしていくつか試したんですが・・・  お聴き苦しいでしょうが、ご容赦のほどを^^  問題の鳴き声と思われる音は、動画の後半、マスに近づいて流れる水の音が聞こえてきたら、それに混じって入ってます。)


[高画質で再生]

 


季節がもう少し後なら「カエルだろう」と思い込んでこんなネタなんて書き込みもしなかったでしょうけど、まだ4月の頭ですからね、カエルの仲間とはちょっと思えないですよね。 

そうこうしてる内にすっかり日暮れも近づいてまいりましたので、登ってきた道路を引き返しましたが・・・
なんと風向きが少々変わって帰路はなんだか強めの向かい風。 峠道を降りても10kmくらいは緩やかな下りなので、ピューッと帰れるかと思っていたのですが、全然スピードが乗んないのですよ。
上記の通り、残存エネルギーが僅かだった事もあり、ペダルも強く踏めず。 ちょっと嫌気がさしてきた頃、今度は左膝の外裏が痛くなってきまして。
脚に疲れが溜まってくると、オイラここが痛くなる事が時折あるんですよね。 
いやいや、若くないってのをあらためて痛感いたしました^^

がっつり泳いだ後にはヘタに走らない。 走るならちゃんと食ってから。 この週末に得た教訓でございます・・・
しかし、こんな調子で今年のオイラのチャリンコ計画は遂行できるのでせうかね。 

ちなみにこの前トラブルが起きた箇所も含めてバイクの調子は概ね悪くはなかったですが、前輪の振れ取りがどうもまだ甘い事に気づきました。 縦ブレなのでシロウトにはちょっと厄介です。 
オイラもバイクもこうやってちょっとずつ調子を良くしていくしかないですなあ。 

もうひとつちなみに、土曜の走行距離は32.4kmでした。 この日は水泳とバイクの二本立てだったので、帰り道で買った発泡酒がやたらめったら美味かったのは言うまでもありません。 ま、そのために運動してると言っても言いすぎではないので、この一杯が脇腹のポヨン撲滅に反する行為である事は重々承知しておりますが、こればかりはやめられません^^
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気落ち中

久しぶりのバイクネタです。 自転車用のブログに書く気にならないのでこっちに・・・
この日曜はいいお天気で、先週が雨で出られなかったので、日曜午前のバイクトレに張り切って出発したわけです。
今年はあるちょっとだけオイラにとって壮大な目的を持ったバイクツーリングをいくつか計画してますが、半分はそのため、半分は水泳のための心肺強化という意識のバイクトレです。
今回はその計画中のツーリングの往復で何度も超えなくちゃならんはずの峠を試しに登ってこようと考えてました。 いつもUターンポイントとしている某大社さんより5kmくらい先にその峠はあります。 我が家からだと15~16km地点です。

故障発生地点地図

目的の峠は標高およそ220mと手ごろな感じですが、いよいよ勾配がきつくなるぞって箇所が既にH=150mくらいあるので、こうして地形図で見る限りはそれほど難儀なパスアタックではありません。
でも実際にはどうだったか確認しておこうと思いまして。

風向きにも大いに影響を受けるんですが、日曜はずいぶん軽く脚が回りまして、いつもの某大社さんまではアベレージ28km/hを保て、すこぶる調子がいいわいと思っておりました。 
ところがその大社さんを過ぎてしばらくすると、何か異音が聞こえ始めました。「カン、カン、カン・・・」とクランクを回すタイミングと完全に同調していたので、明らかにオイラのバイクから発生してるのは分かりました。
一度降車して観察したんですが、異音が発生する箇所を特定できず、再び峠道へ続く勾配を登り始めました。 しかし異音は相変わらず。 ディレイラを操作して別のギアを選択すると音がしなくなる時もあって、その時はまだ大した事じゃないだろうと高をくくってました。
とは言え、いよいよ峠アタック開始となるので、やはりしっかりチェックしようともう一度観察すると・・・

情けなくて詳しくは書けませんけど、なんと後ろの多段ギア・・・フリーホイールって言うんですが、これがハブから外れかけてたんですよ。
通常では考えられない事態です。 要するにオイラの整備ミスですがちょっとオイラの想像力を越えた出来事でして、少々頭が混乱いたしました。 もちろんその瞬間にその日のバイクトレは終了です。

ペダルを踏んでチェーンを回さなければ、押して歩くのには支障がなかったので、ちょっと道幅が広くなってる所まで戻り、もう一度故障箇所を確認しました。
バッグに入れておいた工具では全然対処できないのが分かり、仕方ないのでSOSを発信。
はー、確かにこういう時に携帯電話ってのは便利ですね。 今の時代、持ってない人の方が珍しいですが、まあ「持ってて良かった携帯電話」です。
そうは言っても田舎の奥座敷みたいな場所とは言え、周囲には民家が何軒もありましたから、携帯がなくてもなんとかなったとは思います。

なんとか小一時間ほどで迎えに来てもらえました。が、日頃オイラが「どうよ、美しい自転車だろう!」としょっちゅう自慢してるので、「それ見た事か」みたいな笑みを満面に湛えてらっしゃいましたけどもね・・・

ホントはそのピックアップしてもらうまでの小一時間の間にも、他人様にとってはとってもおもしろいだろうと思われるネタが豊富にあるのですが、あまりにも情けなく、そして思い出すと未だに腹立たしいので、本日はまだその顛末はレポートできません。
もう少し心穏やかにこの出来事を振り返ることができるようになったら文章にできる日もあるでしょう。

それにしても情けない。
オイラのイメージの範囲ではほぼ完璧に仕上げたつもりだったんですが、あんな所でミスを犯していたとは。
まあ、他のパーツやフレームには何の損傷もなかったので不幸中の幸いと言えばそうなんですよね。

ただ、その故障が発生したフリーホイールって、クラシック過ぎてもはや新しいのを手に入れる事なんてほぼ不可能なのですよ。 なんとか直さなくちゃいかんのです。
その算段は既につけてますけども、実際にまた軽快に走行できるようになるまでには少々時間と手間が掛かるのも事実です。
せっかく気持ちのいい季節になってきたってのに(花粉、黄砂は別ですが)、甚だ残念な事でございます。

メカニカルな道具をご自分でメンテされてらっしゃる方、他人事とは考えずに一層注意して整備して下さいませ・・・ 草々

ヘルメット

昨日の木曜は祝日でプールが夕方5時までしか開いてないって事だったので、我がクラブはお休みとしました。
オイラは日中に泳ぎに行こうかと思ってたんですけど、アレコレしてたらいつの間にか午後2時を回ってしまっていたので結局泳ぐのを断念しました。 本来は三時間メニューなんで当然既にムリですが、二時間メニューでもなんか集中できなさそうだったので。
「日祝日は夕方までルール」なんてさっさと撤廃すればいいのに。 

それと新しいブログを作って、この間復活させた自転車関連はそっちに書くようにしちゃったから、なんだかさっぱりネタがありません。
自転車でのツーリング&トレーニングな計画は、着々と練ってアッチに書いております^^
1コースあたり平均約100kmで、それが8コースくらいできるかな?  容赦ない峠越えもいくつかあります。 最強は430m級の山頂へのアタックがあります。
あ、でもそのプランの前にあざらしくんと一緒にアタックする予定の500m級ヒルクライムが一本あるので、それができたら430m級はどうって事ないかも知れません。

もう少し暖かくなって気候も安定しないと、なかなか実行できませんけどさ。 ただ、お天気が春っぽくなっても大問題は花粉かな、やっぱ。
マスクして自転車漕げば、そりゃ高地トレーニングに準じたすごい効果を得られるかも知れませんが^^ オイラはそこまではがんばれないので、もしかしたらベストな季節をむざむざ逸するハメとなるかも。
ティッシュの箱を抱えて走るのもちょっとねえ・・・

自転車の方の準備はすっかりOKなんです。 新たにライトとサイコンも買ったし、バッグも装着しました。 この前紹介した時は仕上がり度95%でしたが、ディレイラ、振れ取りなどの最終調整も済ませ、もういつでもツーリング&トレーニングに出発できます。 100%です。 結局タイヤは替えてないですけどね。 やっぱ、せっかく買ったんだから、ボロボロになるまでは使おうと思い直しました。

短い距離は調整も兼ねて、もう何度か走ってますよ。
やっぱ重量も軽いし、全体の回転抵抗も低いはずだし、なんと言っても前傾姿勢なので風の抵抗が少なく、普段乗りバイクより何%も速く走れます。
何度か紹介したこともある某大社さん(片道11.3km)まで一気に4分縮まりました。 これまで普段乗りバイクでのベストが28分台くらいだったと思うんですが、この前の日曜は24分台で到着しました。 
たった11kmほどの距離ですが、まだ平均速度30km/hで走り続けるのは当分ムリみたいですけども。 24分(平均28km/h強)の壁もオイラにとってはなかなか手強そうです。

2週間前だったかな? その道中ですごいバイクを見かけました。
チラリと見ただけなので確信はないですが、たぶん → コレ ← だったと思います。 50代半ばごろのウェアもビシッとレーシーに決めたナイスなオジサンが乗ってたんですけども、知識としてはもちろんある事を知ってるバイクなんですが、現実に目の前にホンモノのデローザが現れる日が来るなんて想像もしたことがありませんでした。 
ずいぶんのんびりと走っておられたんで、みるみる追いついちゃったんですが、「コレをぶち抜いちゃ面倒な話になりそう」な予感が働いて^^オイラはさっと脇道に逸れて少々遠回りしたんですけども、どうやらその気の回し方もお気に召さなかったようで、オイラのUターンポイントには「ゼイゼイ・・・」言ってる彼がいました。
話しかけられるのも面倒だったんで、「コンニチハ!」とだけ言ってオイラは休憩せずにそのままUターンして帰りましたけどね。


で、彼だけを見て思ったワケでもないんですが、ヘルメット、要りますね。
たしかに平均時速30kmを越えるのは簡単じゃないですけど、ちょっと長い下り坂ならすんげえスピードが出ますもんね。 
いやね、昔はツーリングを走るのにヘルメットなんて被りませんでしたよ。 もちろん道交法でも規定されてませんからツーリストはせいぜいサイクルキャップってヤツでした。
だけど、今の時代にはヘルメットを被っておくべきって気がします。 単車だろうが自転車だろうが、二輪車に乗って「転ばない」なんて事は有り得ませんしね。 どんな天才的ライダーだって絶対に転びます。 

愛車を再生させたはいいけど・・・本体は思ってたよりお安く仕上がりましたが、オイラの身に着けるモノの方が高くつきそうです^^

自転車再生レポート その6 (とりあえずラスト)

右から全体
予定している工程のざっと95%仕上がりました。
あとはタイヤの交換とか、ほぼしなくてもよさそうなホイールの振れ取りとか、また各種ワイヤーの先端の処理などの枝葉の先っぽみたいな部分についてです。
タイヤはねー、この画像に写ってるのも此度購入した新品なんですけどさ、ホイールに取り付けた段階で気に入らなくなりました。
性能云々じゃないです。
ブランドは違うけど、GIANTもどきに履かせたGEAXと同じメーカーのタイヤを選びましたので、グリップ性能とかは問題ないです。

・・・画像見ても、いかにも重いでしょ?  なんだかホイール周りがノッタリしてると思いません?
なので、近い内にタイヤは交換です。 オープンサイドのもっと軽そうなのにします。 
残念ながら買い物段階ではイメージ力が働きませんでした。



ホイールの振れは、思ってたより狂ってなかったんですが、どうせだからやっとこうと思います。

この状態で重量は10.8Kgでした。 フレームの重さは計り忘れましたが、2.2~2.3Kgのはずなので(タンゲNo.2だから)、上乗せ分8kg余りがパーツ群の重さです。
レース用の軽いパーツばかりではないので、11kgを切ったのは上出来でしょう。 


テクトロブレーキ アップ
ブレーキシステムは交換しました。
650B時代はマファック・クリテリウムというカンティでした。
当時、「ランドナーのブレーキはマファックでなければいけない病」が昨今のインフルエンザ並に蔓延していて、オイラも迷いなくマファックを購入したんですけど、オイラの調整が悪かったのか、実装してみるととにかく全然効かないブレーキで、特に雨の日なんかに味わう恐怖はハンパじゃありませんでした。
なんでマファックをそんなにありがたく思っていたのか、不思議でたまりません。
今回外したマファックをしげしげと眺めるに、正直言って、それほど美しい造形でもない事に気づき、やはり今さらながらにマファック信者だった中学生当時のオイラを不思議に思います。

「ランドナー」って言葉もおフランスが発祥だと記憶してますが、当時スポーツ自転車の本場は間違いなくヨーロッパで、その中でもリードしていたのはフランスでした。 かのツール・ド・フランスも読んで字のごとく、ほぼフランスが舞台の世界最大の自転車レースなわけで、それだけに優秀なパーツメーカーもたくさんあり、自分の自転車を組む時はできればおフランス製のパーツを採用したいという空気があったのです。

いずれ詳しく(うるさい! もういいよ! ってくらいに)書くかも知れませんけど、オイラにとってその「フランス製パーツ欲しい病」の一番深刻な症状を示したのは、リアディレイラに関してでした。 こればかりはどうしても「ユーレ・ジュビリー」でないとってくらいに惚れこんでいました。
とにかく、ランドナーと名乗るからには、日本にフランス製以上のパーツがないならば、フランス製パーツを纏わせたい。 とにかくそういう風潮だったのは間違いないのですが、件のマファック・カンティに関してだけは、購入、装着直後から強く疑問に思っていました。

で、今回はオイラはとにかく効くブレーキが欲しいと思い、リムブレーキでは最強とウワサ高い「Vブレーキ」というのを採用する事にしたのです。 ストッピングパワーに関してだけは、ノスタルジーなんてクソくらえですわ。
この自転車の構成パーツのほとんどが何十年も前に製造されたクラシックですが、このブレーキ本体だけが21世紀のパーツです。

はあ、その制動力にはマファックと真逆の意味で大層ビックリさせられました。
強くテコの原理を利用する機構上、レバーはギューッと引けるんですよ。 ハンドルにレバーの先が付いちゃうくらいに。 いわゆるレバーストロークがとても大きい。 そこまで引いてもなんか「ふわっ」とした感触が残って、ホントに効くのか? と不安に感じます。 オイラの主観としてはブレーキの感触はもっとがっちりした感じが好きです。

でも実際に止まろうとしてみると、そんなに引く必要などまったくありませんね。 軽く半分くらいまで引いたら、いきなりジャックナイフしました。 
オイラ、主に前輪のブレーキで制動するクセがあるんですけど、後輪がフワーッ!と高々と浮いてたのに何秒か気づかず、前にひっくり返りそうになりました。

いやいや、恥ずかしながら!これまでの自転車ライフでこんなに効くブレーキは初めてです。
今回採用したのはテクトロ RX-3 というミニVブレーキというモノでした。 Vブレーキはいくつものメーカーがリリースしてますが、オイラの調べた限りでは、「ミニ」がつくものはテクトロというブランドしか見つけられませんでした。 これの上位機種でRX-5というのがあって、そっちを所望したんですけど、今回通販で注文したお店では欠品中だったんですよね。 や、どうしても手に入れようと思ったならできますけど、そこまでは思いが昂らなかったって事です^^

いろんな所で散見すると、このテクトロのミニVブレーキの制動力については疑問視する声が比較的多いようなんですが、オイラとしてはアレくらい強烈に効けば十分すぎです。
皆さん、アレ以上の制動力が必要なんでしょうか?  赤信号の交差点で前転しちゃいますよ?

ミニVにしたのは先ほどもちょっと触れましたけど、レバー比の問題です。 レギュラーサイズのVブレーキは、30年前のドロップ用ブレーキレバーでは引きシロが足りないらしんです。
で、テコの長さをちょっと短くしたミニVならなんとかOKって事で採用しました。
ホントはレギュラーのVブレーキが使えるなら、ダイアコンペにしたかったんですけどねえ。 まあ、でもあんだけ効けばもう別にいいです。
逆にブレーキする度に転んじゃう心配しないといけないですよ^^  パニックブレーキなんて厳禁ですわ。 そんな状況に陥らないように心がけなきゃいけません。

実はこのブレーキを採用するにあたって、もう一つ乗り越えなくてはならない問題がありました。
なんと言ったって650B用に作られたフレームに700Cのホイールを履かせるワケです。 
そうです、カンティ台座の位置です。

解決するためにアレコレ調べますと、26インチサイズのカンティ台座が付いているMTBフレームに、700Cホイールを履かせてブレーキ台座の位置をマッチングさせるアイテムがあったんですね。
どうやらコレを購入したら万事解決しそうだと考え、ミニVブレーキと一緒に購入。
このアイテムの在庫の有無のせいで、RX-5でなくRX-3にせざるを得なかったんですけどね。

ところが! です。 画像をご覧になったら一目で分かりますが、そんなインターフェースなどなくても、台座に直接ブレーキを載せて、ギリギリ大丈夫だったんですよね。
これはね、なんと申しましょうか・・・
RX-3のブレーキシュー位置調整が親切設計だったとしか言いようがないかも。 650と700じゃ半径にして単純に25mmも違うわけで、普通は合わせられないと思うんだけど・・・
って事で、そのブレーキトランスファーとかって名前の製品は使わずジマイでした。


駆動系
駆動系のアップです。
大概はキレイにできたと思うんですが、残念ながらチェーンのプレートにこびりついたサビは完全には落とせませんでした。 所々に黒いシミみたいのが残ってます。 しかし、チェーン自体はまだへたってなくて、洗っただけでいい感じになりました。 もちろん今は注油してあります。
そう言えば、この自転車に乗ることを封印するすぐ前くらいにチェーンを交換した記憶があります。 ある意味では新品に近いのでそういう事かも知れません。

ペダルは三ヶ嶋シルバン・ロード。
車体から各パーツを取り外した段階では一番問題のない動きをしていて、こりゃちょっと表面を洗うだけでいいや、と思ってたんですが、注意してたんですけど、どうやら内側のダストシール部から灯油が結構たくさん入り込んじゃったらしく、シャフトを回してみたら「ジャリ!」っとした感触になっちまいやがったので、結局分解・洗浄と他のパーツたちと同じ工程へ送られました^^

これまで一度も分解したことないので、製造過程でぶち込まれた大量の古いグリスが出てまいりました。 でも、これおもしろい感じでして、軸受けの中心に近いグリスはまだ活きがいいグリスだったんですよね。 
こりゃダメだろうってグリスは回転部から遠い所へ押しやられて固まってました。
まあ、オイラもそうですけど、ペダルなんて調整する人はあまりいないっすからねえ。 ある意味ブラックボックスだったんですが、今回は中の構造がよく分かってよかったです。
ペダルの軸受けは地面に最も近い所にあるので、その分水しぶきもかかりやすく、塵芥が侵入しやすい部分とも言えます。 それをあの大量のグリスでブロックしてるんでしょうか?
動きを軽くしようと思えば、必要最小限のグリスで済ませるべきですが、オリジナルがあんだけ大量に投入されていたので、オイラも負けじとぶち込みました^^

このペダルの玉当たり調整は、オイラはハブよりおもしろかったです。
このシルバンはロックナットをちょっと緩めるだけで玉押しナットをピンセットみたいなもので微調整できる構造になっていて、たしかに三回くらいはロックナット&玉押しナットを締めたり緩めたり繰り返したんですけど、「ミュルン」感を得るのにそう時間は掛かりませんでした。 あれだけたくさんグリスを投入したら、どんなに腕が良くても「サラリ」には仕上げられないでしょう^^

画像では判別しにくいかも知れませんが、実はトゥクリップは金色のアルマイト処理がしてあります。 そしてトゥストラップが赤。 当時のオイラのセンスでは、それが正しかったようです^^ 他の箇所については中学生、高校生にしては妙に渋いカラーコーディネイトを選んでいるのに、足元だけ金色と赤を採用。  なんだそりゃ・・・?  やっぱり30年前の自分のセンスがよく分かんない^^



ハブ アップ
これが三信のハブです。 
おそらくそれほどグレードの高いハブではないかと思いますが、ジュラルミン製です。

今回の作業工程内では可能な限りキレイにしたつもりですが、スポークをばらしてないのでアルミのサビが浮いてるのが分かっちゃいますね。 いずれホイールを組み直す日があれば、間違いなくハブもリムもバフがけします。

ところが、クイックレリーズはマイヨールなんですよね^^
650Bのホイールは、マイヨールとマビックで組んだんですが、そこから移植しました。
だって、元々ついてたクイックレバーはなぜかシマノ製だったんだもの。 別にシマノが大嫌いなわけじゃないんだけど、どっちかと言えばキライなので^^ この自転車にはシマノ製の部品は一切関わらせたくない・・・みたいな。

ちなみに、普段乗りGIANTもどきにはシマノの廉価品ばっかりが使われてます。 アレはアレでいいです。
だってあんなにメンテしなくてもそれなりの調子を維持してくれるなんてすごいですよ。 Made in Nippon じゃなかったら無理っす^^

ホイールの話にもどりますが、ハブが三信、リムがウカイときて、タイヤがヴィットリア、インナーチューブがタイオガ。 ヴィットリアはイタリアのブランドですけど、製造国はタイ王国なので、このホイールセットは完全にアジアなホイールです。

右斜め前から

最後の画像は右斜め前から。
ハンドルバーが下側に開いてるのがお判りでしょうか?
こういう形になってるのが「ランドナー・バー」というハンドルです。 オイラはこの形状がとても好きで、ロードのまっすぐストンと落ちるドロップバーがなぜか苦手だったんですよね。
この形状がカッコイイと思うかどうかだけの問題で、実用的にはそんなに大きな違いはないんじゃないでしょうか。
ロードレースで、ハンドルバー同士がガチガチと接触するような展開であれば、末広がりな裾が邪魔になることもあるかも知れませんね。
バーは日東135というモノだったはずですが、グランコンペのハンドルステムとのサイズ的な相性が今ひとつで、実はキズだらけです。 無理矢理にグリグリッと通したんですね。 経験が足りない頃の過ちとは言え、もう少し工夫をすべきでした。

ハンドルの話ついでに、バーテープはフジタ。 サドルと同じメーカーです。
バーテープとサドルをびっしりと覆っていた各種カビは撃退しました。 意外と簡単でした。 特にバーテープはただ一度皮革トリートメントをしてやっただけで、往年のしなやかな風合いを取り戻してくれたので助かりました。

サドルはカビ除去後からが大変でした。 なにしろミイラ化、化石化してましたから。 ドアをノックするように指で叩くとコンクリートのような音と感触。 果たして復活できるのかと心配しましたけど、バーテープを一発で復活させたトリートメントをしつこく塗り込んでは温めてを繰り返し、どうにかコンクリートの感触から木材の感触にまで戻ってきた所です。
ここで言うトリートメントは、ミツロウとホホバオイルをミックスした油脂で、皮革サドルの専用品ではありませんけど、劣化して記憶の中の昔の色とは明らかに違ってしまっていたブルックスのサドルオイルより、はるかにサドルによさそうだったんで、迷わず採用しました。
効果はとても感じましたけども・・・でも、ちょっとニオイが甘すぎです^^ クリスマス用のでっかいケーキのニオイがして、ちょっと頭痛がします。

数週間に及ぶ丹念なケアが功を奏したか、どうにか表面の細かいひび割れも消失し、しっとりと潤ってきましたので、もうじき元通りになりそうです。 あとこのサドル復活への最後のエッセンスは、オイラのお尻による加重だけでしょう。

ちなみにブルックスのサドルオイルの成分表示は 「獣脂、タラ油、野菜油、ロウ、蜜蝋、シトロネラ油」となっています。 今回オイラの採用したトリートメントワックスと決定的に違うと思われるのが、「獣脂」ってヤツですね。
なるほど、たしかにサドルは動物の皮からできてるんだから、もう一段階しなやかさを取り戻させるには、必要なものである気がしますね。 ここは一考する余地が十分にあります。 うーん、ミンクオイルでいいんだろうか?
まさかラードを擦り込むワケにもいかんしね^^


さて、ちょっと試走しに出かけましたら、ああー……と思わず嘆息が。
他にはあまり比較対照する自転車なんてないですが、なんて滑らかな乗り心地なんでしょう。  いやいや、半分は自画自賛っぽいですが、素性のいいパーツをストレスなく回るようにしてやれば、クロモリフレームはきちんと入力を受け止めて、推進力に転化してくれますなあ。 
いつもの山の上にある公園・・・ エリが死んでからとんと行く機会が減りましたが、重めのギアでもすいすい上がります。  すいすいってより、ぐいぐい、かな?

それにしても、この手のスポーツ用の自転車ってのはトップチューブが水平でないと美しくありませんなあ。
や、これは飽くまでもオイラの主観ですから、反対意見の方も大勢いらっしゃるでしょう。 その辺は食べ物の好き嫌いと一緒ですから、目くじらを立てないで頂きたい。
あざらしくんが指摘してくれていた、シートチューブと後輪のクリアランスも、これくらいならなんとか間延びしてるようには見えないでしょう。



ところで、これまでこの自転車の復活コンセプトとして「ロード(もしくはシクロクロス車)風ランドナー」と称してきましたが・・・
ネガティブな表現をすればそれはカテゴリ的にはとても中途半端なポジションにあります。
レースを戦うためのマシンでもなく、伝統的な小旅行を楽しむスタイルとも言えず・・・

実を申しますと、コイツを再生しようと思ったのは、ここ何年間か温めてきたあるプランを実行するためでした。
そのプランについてはこことは別の専用ブログを立ち上げますけども、大まかに言えば、日帰り~一泊程度のサイクリングがテーマです。
ちょっと脱線しますが・・・^^
「サイクリング」って表現って、なんだかすごく昭和なニオイがしません? 今頃は何と表現するのがいいんでしょうか?  せいぜい一泊程度じゃ「ツーリング」は大げさな気がしますしねえ。

ま、とにかく、その目的におそらく最も適うのが、今回のようなスタイルじゃないかと考えました。
当然、雨天荒天が予想される日は出かけません。 メインのテーマはあるけど、サイドテーマは心肺系のトレーニングですから、桁違いに危険が増大するような天候の日に実行するメリットは皆無なので。

カテゴリを示す名称なんてどうでもいいか^^   って事で、そんなような用途に使う用自転車です。
なので、この自転車そのものと、お出かけレポートについては、今後はあまりこのブログでは紹介できないかも知れませんね。 なにしろここは水泳のブログですからね^^  これまでのようにGIANTもどきで、飽くまでもトレーニングの一環として近くの峠アタックレポートを書いてる分にはギリギリ問題なかった気がしますが、これからはちょっと趣旨が違ってくるかと思うのです。

って事で、ネットをウロウロされている時に、またこの青い自転車の姿を見かけることがあったらよろしくお願いします。

以上、我が心の愛車の再生記でした。
長々とお付き合いくださり、ありがとうございました。

自転車再生レポート その5くらい^^

およそ30年間、物置の天井でコウモリよろしくぶら下がって眠っていた心の愛車ランドナーを降ろして、チマチマとヒマを見つけては復活作業をやってきましたが、未だバラバラ状態ではあるものの、進捗としてはおおよそ80%くらいの作業が済んだんじゃないかと思います。
何日か前はすごくお天気もよく、気温がぐんと上がった(昼下がりには外なのにTシャツ一枚で過ごせました^^)ので、これまでやりたくてもなかなか実行できなかった「フレームの丸洗い」ができました。
すべての部品をフレームから外すにあたって、あれこれとフレームを観察すると、実はアチコチに小さな穴が開けてあって、ヘタに丸洗いなんぞするとフレームパイプの中に入り込んだ水分を抜くのに時間が掛かりすぎると懸念していたのですが、あれくらいお日様が照って気温が上がれば、半日も日向ぼっこさせておけば確実に蒸発してくれるだろうと踏みました。
実際、日向ぼっこ中にフレームに触ってみると、さすがに熱い!ってほどにはなりませんでしたけど、それに近いくらいになってました。 あれならすっかり蒸発してくれたかと思います。
工程の最後にはそれらの穴という穴からシリコンスプレーを大量に吹き込んでおきましたんで、この作業のせいで中から錆びるという事もないでしょう。

小さな穴というのは、開けてある箇所を考えると、どうもフレームに各種直付け台座などをロウ接する時に、必要なもののようです。 溶接関係については知識がほとんどないのでよく分からないんですけども。 でも何かの方法で閉じておいてくれてもよかったのに・・・などとも思いましたが・・・

フレームの素材はクロモリです。 シートチューブにフレームパイプの銘柄を記したステッカーが貼ってあるんですが、経年変化で文字がすっかり薄くなって読み取れませんでした。
で、なぜかオイラはパイプの銘柄が「イシワタ022」だと思い込んでたんですけど、抜いたフォークのフォークステムに「TANGE OB」と刻まれていたので、どうやらパイプは「タンゲNo.2」だったようです。 記号のOBが「オービー」なのか「ゼロビー」なのかは判別できませんが、フォークがタンゲでフレーム本体がイシワタって事はないでしょうから、たぶん全部がタンゲなのでしょう。

で、丸洗いしたんですが、実は古いオイルやグリスが強く固着してる箇所が所々あって、それが落とせなかったんですよね。 かなり本気度が足りなかったのは否めません。 
ま、こんな事を書いちゃホントはダメなんですが、走ればどうせまたすぐに汚れるし、90~95%程度キレイであればOKとしようかと・・・  その辺、実にオイラの性格を表しています^^  イイワケとしては、あまりにも丁寧に洗いすぎて、例の小さな穴から水が大量に入り込んでしまうのもイヤだったって事もあります。 フロントの三角はそれでもなんとかなりますが、シートステイにたくさん入っちゃうと蒸発させられなくなりそうで・・・

それよりも、オイラが考えていた以上にフレームには小キズがたくさんありました。
これは・・・ 本来は塗装をし直すべきです。 今回はタッチペイントでお茶を濁す事にしましたけども。
しかし、この色だ!と思って買ってきたタッチペイントも塗ってみたらずいぶん色が違ってました。 ああーカッコ悪い。 もうちょっとマシだと思われるカラーを買いなおしてきます・・・


さて、とりあえずはギリギリ人前に出せる程度にキレイになったので、フレームを自転車屋さんに持って行きました。
やはりボトムブラケット部は専用工具のないオイラには如何ともし難く、グリスアップ、玉当たりの調整をプロに依頼する事にしたのでした。 工賃1500円。 専用工具を買い求めると、安いのを厳選しても合計で3000円以上しそうなので、次回オーバーホールをするのがいつか分かりませんが、まあ2回分なら安いものか、と。
と言いつつ、いずれボトムブラケットの専用工具も購入しちゃうんでしょうけど。 ←予言^^

これって、30年前に組み立てた時、オイラはどうやったんだろう?
タガネみたいなのでコツコツ叩いてロックナットとかを締めたのかな? それにしちゃ特有の潰れキズみたいなのは見当たらなかったしなあ。 ここに関してはまったく記憶がない。 ちょっと謎です。



ハブの玉当たりの調整には今回は神経を遣いました。
普段乗りしてる「GIANTもどき」のハブの玉当たりは、正直言ってかなりいい加減です。
玉押し、玉受けとも見るまでもなくあまり良い素材じゃないことが分かったし、シーリングも明らかに手抜き構造だったので、大量のグリスをぶち込んで少々強めに締め(軽く「クリクリリ・・・」って感じ)、走ってるうちに当たりが出ればいいや!的な整備です。
でも、今回使おうとしているハブはすごいクラシックなパーツで、メーカーもとっくになくなっちゃってるので、状態を悪くしてしまったら交換部品なんてまず手に入りませんから、オイラにしてはずいぶん慎重に玉当たりの調整をしました。
まーあれだけやっても、また車体につけて荷重を掛けたりしたらどうなるかわからないですけど。 
感触を擬音で表すと今は「ミュルン・・・」でしょうか^^ ほんの心持ち抵抗感を残してあります。 
「サラリ」とした感触、ファインセッティングにしようと思えばできなくもなさそうですが、そこは「ミュルン」と「微妙なガタ」との狭間で、スイートスポットを求めるのに髪の毛の何分の一のような単位での調整となるので、経験値の乏しいオイラには「ミュルン」に掛けた時間の数倍くらいは平気でかかりそうです。 なので、そこまで追及するのは今回はやめました。 いずれもう少し勘を養えたら挑戦してみましょう。


話がちょっと前後しますが、
自転車屋さんに預けてあったフレームを取りに行き、クランクシャフトの玉当たりの感触を確かめると、さすがに本職さんですね。 オイラの「ミュルン」より数段高い次元で、限りなく「サラリ」と仕上げてありました。 あの技術への報酬としての1500円を高いと感じるか安いと感じるかは人それぞれでしょうけど、オイラは納得できます。
グリスもいいのを使ってるんでしょうけどね。  オイラはせいぜい二硫化モリブデン入りです^^ 
うーん、実はその差も大きいかも知れないです。



なんてことなさそうと思えますが、今回一番困ったのは、実はブレーキレバーのラバー製パッドでした。
ドロップハンドル用のブレーキレバーって、最近のはよく知りませんが、昔のは親指と人差し指の股が当たる部分に生ゴムのカバーが付いてるんです。 これがないと手への当たりが優しくないし、きっと長距離を走れば不快に感じ始めるでしょう。 なくても走れますが、ないと多分走るのがイヤになるというモノ。
それが経年劣化で朽ちる寸前のようになってました。 そりゃ30年近く放っとけばそうなりますわなあ。
で、ネット上でアチコチ探してみても、もちろんとっくに生産されてなくて、デッドストックも見つからない。
当初は商品名も忘れ切っていて、検索するのも大変でしたが、どうやらオイラのレバーは「グランコンペGC162(G)」である事が判明。 しかし、商品名が分かった時点でさらに落胆。 162シリーズのパッドは他のレバーパッドより一層探すのが難しいだろうという意見が・・・
東京の某店にお店オリジナルの復刻版があるやも知れぬという情報も得ましたが、それはいずれ確かめるとして、この度は本意ではないものの、自己融着テープというゴムテープで朽ちかけているパッドごとテーピング。

他にオイラが今考えてるのは「プラスティディップ」をパッドの上から厚めにスプレーしてやる方法か、液体ゴムをハケで塗り塗りする方法です。 朽ちかけパッドの再生手段としてはかなりよろしいのではないかと思ってます。
朽ちかけているといっても、内側のゴムはまだギリギリ生きてるんですよね。 
ま、それはまたいずれ試します。
本意ではないんですが、とりあえずはテーピング作戦も案外悪くないんじゃないか? と感じているフシもあるんですよね。 ちょっと他人事っぽいですけど^^


他の細々したパーツ群も大概はもう分解、洗浄、グリスアップされてスタンバイ状態です。
懸念していたフリーホイールの分解調整もなんとか及第点が取れたんじゃないでしょうか。 フリーの玉当たりは、構造的にシロウトが技術云々でファインセッティングを求められるというものでもなさそうでした。
詳しい方にお尋ねしますと、何の金属か、薄ーいシム(ワッシャ)を0~2枚程度重ねて、玉当たり調整をするんだそうです。 ガタを感じるようならシムを一枚取ったりして調整を試みるんだそうですが、オイラは分解の真反対の手順で組み立てただけで作業を終えました。 ちなみに最初から2枚入っていたので、組む時もそのまま2枚入れ戻したって事です。  あのシム一枚分の厚みの違和感を拾えるセンサーなんて、オイラの指先には装備されていません。
まあ、バラす以前より明らかに滑らかな回転をするようになったので、今のところはそれでOKです。 滑らかになり度、300%向上(当社比)ですから十分でしょう^^

もうひとつちなみに、まったく同じ製品でロットまで同じでも、シムの枚数は普通に違うんだそうです。 当時のサンツアーはフリーを組み立てる時、その個体は何枚のシムがベストなのか一つ一つ何度も調整して市場にリリースしたんでしょうか?  このシムの厚さって、マジでマイクロ単位ですよ。 おそらく20μmとかそんな程度。50枚くらい重ねると1mmになる感じ。 


これであとは、一部のまだバラバラ状態のパーツを組み立てて、フレームへ取り付け、ワイヤー類の調整をしてやれば実走できそうかな?
おっとペダルをまだ洗ってなかったっす。 アレは往年の調子のままのようだったから後回しにしたんだった。
チェンホイールのアウターギアとクランクは、組み立てる前にちょっとだけバフがけしとこう。 購入した当時のように本格的に鏡面仕上げにする気はないけど、「芸能人は歯が命」のごとく、オイラの思うにある意味「チェンホイールは自転車の顔」的なパーツなので、ここだけはちょびっと「キラッ!!」っとさせておかないと^^
や、本格的なポリッシュアップはマジでいたしません。 はまったらキリがないもの。


本日はこんなところで^^ もうじき組みあがります。
う、しかし、自転車のこと書いてると楽しいんでしょうねえ。 タイプ打つ指が軽くって^^
ついこんなに長くなっちゃいました・・・

我がランドナーの今

ほぼバラバラになってます。 
あと、ボトムブラケット(以下 BB)を外す専用の工具がないので、こいつをどうしようかと思ってます。
BBもグリスアップしたいんですけど。 なにしろコイツを組んだのは中学生~高校生の時。 中の様子なんてすっかり忘れていますが、シールドベアリングなんて使ってないでしょうし、できればきちんとしてやりたい。
うーん、ここだけ自転車屋さんに持って行ってやってもらおうかな? 

あと、フリーホイールのメンテも。

こんな呪文みたいな文字を綴ったって、たぶん相当なマニアにしかもはや伝わらないと思いますが・・・^^
履かせてやろうと企てている「ウカイのリム」に「サンシンのハブ」で組まれた700Cホイール(ジュラ紀のモノ)に装着してあったフリーはサンツアー・パーフェクトでした。
このパーフェクト、実はビックリするほど動きがいいんですよね。 とても何十年も眠っていたモノと思えないような軽快な動作をします。 
そのままホイールを履かせてしまえばとりあえずは問題ないんですけど、このフリー、14-22Tというレーシーなギアなんですよね。  残念ですが、今のオイラにはとてもじゃないけど踏めない。
や、峠アタックとか考えなければ大丈夫と思うんですけど、それじゃちょっと・・・ 行ける範囲も狭くなるし。
フロントがトリプルなのでリアのレシオがきつくても、大概は行けちゃう気もしますが、そこはやっぱ「ロードっぽいふりをしたランドナー」がコンセプトですから。 

なので、フリーギアは元のホイール(つまりツーリング仕様)に着けていたのと換装させようと思ってるんですが、こっちのフリーは動きが渋くなっちゃってる。 ちなみにサンツアー・プロコンペでした。
時代が飛びすぎて、新品のボスフリー、しかもオイラの望む歯数のを手に入れる事なんてほぼ不可能と言ってよく、オイラとしては動きの渋いフリーをオーバーホールするという、非常に難度の高い作業をしなければならなくなりそうなのですよね。

コイツに関しては自転車屋さんじゃ相手にしてもらえないだろうなあ。 イマドキのギアに買い換えるとしても、なんと恐ろしい事に、エンド幅が違って、オイラのランドナーのフレームにはイマドキのハブが入らないという・・・
つまり、やはり答えはフリー(プロコンペ)のオーバーホールなんですよね。
や、昔やった事はあるんです。 どうしてもフリーの内部を見てみたくて、調子の悪くないフリーをバラバラに。
満足して戻したはいいけど、調子は悪くなっちゃった・・・みたいな苦い思い出があったりします^^
まあ、あの頃はまだ中坊だったからなあ。 中学生なんてだいぶ脳が発達してきて、そこそこ賢くなってきたかのように見えるけど、決定的に経験というものが足りなくて、つまり、その実は大いにバカな生物なので^^ ポテンシャルとしては今もそう変わらないか、低下しつつありますが、トータルとしてはあの頃より多少はマシになっているはずなので、なんとか上手いことできるかも知れません。

うーむ、それにしてもあのコを走れるようにしようと思うと、考えていた以上に前途多難です。


ちなみに、自転車メカの基礎~高度な応用までをキッチリと分かりやすく指南して下さっているのが、
こちらの → Kinoの自転車日記 ← さんです。
シロウトが自転車をいじるためのバイブルとでも言っていいでしょう。 Kinoさんのブログがなければ、オイラの作業進捗は倍以上の時間がかかるかと思います。
主のKinoさんほどのコダワリはとてもじゃないけどマネできませんけどね。 
だけど、オイラもこの度は各部軸受けにはテフロンチューンを施してやろうと思っています。 以前にそれなりに頭を突っ込んでいた趣味のために購入したスプレー式のテフロン潤滑剤がたっぷりあるんですよね。 コイツがまたスグレモノなので、こんな時に使わなくていつ使うんだって話です^^


とまあ、そんなこんなでちょびっとずつ、愛車復活作業も進んでます。  また何かの折に進行具合のレポートいたします。

ランドナー

倉庫の奥の天井に少なくとも20年以上逆さに吊り下げられていた、オイラのランドナーを降ろしました。
odyssey 復活前
降ろした直後なので埃まみれだし、サドルとバーテープにはカビまで生えてやがります。

もちろん磨き上げて、サファイヤのようだった在りし日の姿に復活させたいと思ってますけど、それだけでも案外時間がかかるかもしれません。 でっかい袋にでも入れて吊られてたらまた違ってたかも知れませんが、イメージより年月の垢がビッチリとこびりついてます。

フレームはなんと言ったか、当時名古屋近辺の自転車屋さんが売り出していたモノです。 たしかセミオーダーと呼ばれていたシステムで、5種類くらいあったサイズの中から、オイラの体のサイズに一番適したのを選ぶって方法だったかと記憶してます。 
幸い、というか不幸にもと言うか、当時と身長はほとんど変わらないので、今でも問題ないです。
フレームビルダーはアラヤ工業です。 その自転車屋さんが注文を受け、アラヤへ発注するという方法だったようです。

ざっと見ただけですが、とりあえず激しくやばそうなダメージはないようです。 クロームメッキには所々サビが浮いてますが、これもなんとかなるかな?

サドルだけはシートピラーごと抜いて自室へ持って上がりました。 もうミイラ状態・・・というより半ば化石のように脂分が抜けてカチンカチンになっちゃってましたから、まずコイツから手入れしてやろうかと。
FUJITA PROFESSIONAL SUPER といいまして、当時はランドナーのサドルの最高峰として英国製のブルプロというのがありましたが、さすがにそこには手が届かず、デザインは正直ブルプロのパクリと言われてたんですけど、国産のこのサドルを入手しました。
ところがモノの出来は当時本家を超えるとまで評価されていた事もあるんですよ。
ま、それはフジタ党の悔しさが滲み出た記事だったのかも知れませんけど^^

という事で、我が愛車の復活への道第一歩のご報告。 今度お披露目する時は、ピカピカになっているはずです。 
ちなみに復活のコンセプトは純粋なランドナーじゃありません。
ジャンルとしてはスポルティフかな? でもドロヨケは外します。 パッと見は古いデザインのロード風っぽいかな、とイメージしております。
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